朝起きると
バンドマンが炎上している旨、一報が入った。
「またMatora(我がバンドのギター)がギターへし折ったんか?」
っと冷や冷やしましたが、我がバンドは関係ありませんでした。ホッ。。
熱く燃えていたのは、こちらのTweet。
最近知った事実!
バンドマンがお客さんにDMとかしてライブ来てって誘ってるってこと!
びっくり!それってお客さんなのかな、それとも友達なのかな。
そもそも、ライブ見に来てってDMを送ることすらかっこ悪い気がするけど。
それでもステージでカッコつけるのかな、その人たちは。
— Kyosuke (@Kyosuke_GLOWS) July 17, 2018
これに対して、多数のバンドマンやバンド好きな方々が言及しておりました。
どちらかというと
- 「お客さんを呼ぶには営業も必要」
- 「集客努力もしていない人が人を見下してる」
- 「ファンなら嬉しい」
っていうような意見の方が多かったです。
けど中には
もちろん「DMダサすぎる」や迷惑に思っている方の意見もありました。
(詳しくは、彼のTweetリプをば参照してください。)
でもこれにより、たくさんのバンドがDMで営業をかけたことがあるということがわかりました!
今回は、この炎上騒動を踏まえて私が持った感想、またバンドはDM営業をすべきなのか?、かつて私が行っていたDM集客方法。をば綴ります。
目次
炎上騒動を踏まえて私が持った感想
まず、この騒動の私の感想は。
同じバンドマンを敵に回すべきではない。
どんな考えを持つことも、述べることも自由ですが言い方が悪いのかなーと。
自ら燃えにいったように見える。
DMを送っているバンドがいる事を知って、その人たちを批判せずにいられないのだったら言葉を選ぶべきだったかと。(本人は批判はしてないとTweetしてましたが、この文章では批判してるように捉える人のが多い。)
また売れているバンドではないから、火がついた。
実際に毎回ライブをソールドアウトさせているようなバンドが言ったのなら、違ったんじゃないかと思います。
どんな活動経験を持ったバンドなのか見てみると、
私が若い頃に前のバンドで2年間連続で出ていた全国ツアーイベント「仁義なき戦い」に出ているバンドでした。
彼らは、今年の渋谷eggman代表のバンドだ。
「仁義なき戦い」とは、各ライブハウスの代表として全国から若手バンドが集ってツアーをするというイベントです。
若手バンド(年齢ではなく名の知れてないバンド)が、バンドとはツアーとはという事を学べるイベントなのだ。
私が出てたのは6年前になるから今とは様子が違うのかも知れないけど、OGなので今年も町田の仁義イベントを見てきました。
ライブで競い、打ち上げでも競う。
その中で仲間ができて、自分たちでツアーを組めるようになったりする。
バンドの繋がりの大切さを知れるはずのイベントに出てたバンドが、ってのがまず残念に思った感想です。
これを見てどう思いう人がいるか考えてからTweetすべしと改めて学んだ!
まさか、自分の考えを述べただけでここまでなるとは思わなかったでしょう。
けれど、自分のいる界隈の人に対して言及するときは気をつけなければダメですね。
バンドって、横のつながりが大切なので。
あのTweetを見た「DMを送ってるバンドマン」が良い気するはずありません。
この騒動を見て新たに身が引き締まりました。
バンドマンを敵に回すと辛いと!笑
この騒動によりこの先このバンドが、どう活躍していくのかは興味あります。
彼のバンドが営業は無しに、音と歌だけでどれだけの結果を出せるのかは見たいです。
結果を出せば、今回色々言ってる人たちをも見返せるんじゃないかと!
んで、確かに音と歌だけで勝負できるバンドは居て欲しい!!
近い未来で、このバンドがソールドアウト連発してるのを見れたらな!と思いました。
バンドはDM集客をすべきなのか?
じゃば、
バンドはDM集客をすべきなのでしょうか?
私は、1つの手段だと思います。
客を呼べないのは恥ずかしい!
まず、バンドを始めた頃ってのはノルマをかけられます。
2000円×10枚 など。
ノルマとは最低これくらいは呼んでねって事で、呼べなければ赤字払わなきゃならんし、呼べないというのが恥ずかしい。
から是が非でも集客せねばならん。
(アマチュアからインディーズバンドマンの金事情はこちら↓)
バンドが金を儲けるには。金を払ってやる音楽から貰ってやる音楽へ! – ラウドバンドのベース女子道
また、バンドの自主企画をした時は「あのバンドのイベント、スカスカだったよ」なんて思われたら恥ずかしい。
から是が非でも集客せねばならん。
イベントに呼ばれた時も、主催者さんをガッカリさせないように集客せねばならん。
せっかく呼んだバンドが、集客してくれなかったらイベント主催者はキツイです。
主催者さんに申し訳ないから、是が非でも集客せねばならん。
ここぞ!という人を集めないといけないイベントってあるー。
ってか全てのライブで集客せねばならんのです。
ライブハウスのみでの営業だけでは難しいのだ!!
アマチュア時代は、そもそもライブハウスに人がいねぇ!
バンド始めたての時って、ライブハウスのブッキングイベントにノルマ払って出てたのですが。
同じようなレベルのバンドが集められることが多いので、しょっぱなから友達以外に客を持っているバンドはなかなかおらず。
数人の前でライブをしたこともあります。
一番ひどい時なんて、私の親友とPAさんと対バンに向けてライブをしたこともある。笑
始めたては箱に客がいないから、SNSでPVや音源を送って宣伝する方が効率的だったりして。
友達に来てもらっても広がらないから、DMを始めた。
質の良いイベントに呼んでもらうためには、集客ができるバンドにならなくてはならぬ。
友達でもいいからフロアを埋めて、呼べるバンド(呼べる努力ができるバンド)と思われて次に繋がる。
最初は友達にめちゃ協力してもらってました。
私の友達は地下のバンドになんて興味のない人しかいないので、申し訳なくも誘いまくった。(ありがとう。今でもあの当時、来てくれた友達に感謝してます。)
それでも友達はファンではないので、ライブハウスレベルのバンドにも興味を示してくれる層にアプローチしなければ広がらない。
そこで、SNSフル稼働です。
フォローしてくれた人にはDMでPV送ったり、
それに返信してくれた人にはライブ告知したり。
DMの効果とは?!
では、そうして始めたSNS活動の効果はというと、
我がバンドのライブに毎回来てくれる人の中には、かつて私がDM送った人が結構います。
また、DMを送った時だけ来てくれる人もいました。
DMの効果は超ある!!
わざわざライブスケジュールをチェックしないけれど、お知らせ来たら行くって人は多いんですよね。
とはいえ、
現在私はDM集客はしていません。
自分の公式ライン@に登録してくれた人のみに送るようにしています。
けど、どーしても埋まらない時は、またフォロワーさんにDMするやも知れません。
私が行っていたDM集客方法。
それでは私が行っていたDM集客方法をぶっちゃけます。
DMを送る際には何より、礼儀が大事!!
次のような自分ルールを作って行ってました
- この人には送っても嫌な気しないでくれるかな?と思った人のみに送る
- かつ住んでる地域載せてる人のみに送る
- 同じ文章をコピペしない!
- 送りまくらない
それぞれのポイントをば。
この人には送っても嫌な気しないでくれるかな?と思った人のみに送る
DMを送る先は、フォローしてくれた人のみです。(フォロバ含む)
手当たり次第、無闇矢鱈にフォローはしません。
この人は私たちが出てたイベントに来てたっぽい。
または、この人なら興味を持ってくれそうかな?
って判断した人をフォローし、数日ツイート内容を見てライブ来て欲しいと思ったらお送りしてました。
スクショで「こんなの送られて来た」とか晒されたら嫌ですからね。笑
極力、暴言など吐いてなく優しそうで、興味持ってくれそうな人を選んでました 爆
この厳選は大切で、これにより今来てくれてる私がDM送ったお客さんは質が良い 爆
良い人が多いです。
SNS戦略は慎重にということはこちらに以前綴りました。↓
また、1度ライブに来てくれた人にはお知らせのように送るようにしていたのですが、追いつかなくなりライン@を導入しました。
住んでる地域載せてる人のみに送る
大阪なのに東京の情報送られて来ても、迷惑でしょう。
だから地域ごとに分けて送っていました。
私のTwitterリストは、このようになっている↓爆 公開しちゃう。
日本は都道府県別、海外は国別に分けました(海外行ったことないけど今後のために一応 笑)
年に1回行けるかいけないかの土地はこの機会逃すと見てもらえないかも知れないので特に来てもらいたいため、ツアー中はDM送るようにしてました。
(私ボケてるので福島と福岡、愛知と愛媛を見間違えて送ってしまったこともあり。
気をつけましょ!)
でも引っ越しとかされることもありますし、定期的にその人のツイート見に行って更新も必要。
超大変なので、バンドが進んでくると機能しなくなります。笑
同じ文章をコピペしない!
どこに住んでるどんな誰さんに送るのか、把握してから送るようにしてました。
すると、自然とコピペじゃなくなる。
コピペじゃない方が、行ける場合もいけない場合もお返事をもらえます。
ある程度、お客さんがついたらLINE@がおすすめ!
お客さんがつくまでは、DM集客良いと思います。
何もせず集客できないよりは、DMするなどの努力をした方がまだ良いと思う。
もちろん音楽のみで集客できるようになるのが1番良いですけどね。
しかしDM集客は、ある程度お客さんがついて来たら大変になってくるので、ライブ告知はLINE@がおすすめです。
こんな定期ツイートしておけば、結構登録してくれます!↓
NaNa榎戸ライン@やっています♡
ライブ情報が欲しい方はお住いの地域、またはライブ情報が欲しい地域を教えてください!
登録よろしくお願いします!https://t.co/XdD0gGNpP8— NaNa榎戸-Reptile (@NaNa_Reptile) July 19, 2018
LINE@ならば、登録してくれた人にしか送れないので文句を言われることもないでしょう。
ライブ情報が欲しいと思ってくれている人がどれくらいいるのかも把握できます。
まーでも新規開拓のためには、DMも使っても良いかも知れませんね。
ただ名が知れ渡って来たバンドがやると叩くだろう人も増えてくるので、もしDMする場合は礼儀に気をつけたいものです。
まとめ
「集客頑張らないといけないバンドはダサい」って意見もあるでしょう。
けど、音楽だけでは客を集められないバンドは集客するために営業するしかない!
今の時代はバンドがセルフプロデュースできないと、なかなか抜きん出れません。
自分を売り込むためのツールが溢れていて、みんなそこでアピールするから発見してもらうには自発的に発信せねばならぬと思います。
もちろんバンドマンのやりたいことは、音楽作って奏でることですが、それだけしてれば見つけてもらえる時代でもない。
ダサいと言われたとしても、バンドをやるからには沢山の人に知ってもらいたい。
そういう気持ちや背景があって、
DMを送るバンドマンは多いのだ。
いろんな考えや思いがあるだろうけど、私的にはバンドマンからのDMは多めに見てやって欲しい笑
ちなみに ライブ告知に最適な時間はこちら↓
SNS集客で気になる本↓