バンド哲学

インディーズバンドがレーベルに所属する意味とは!?レーベルって何なのかをご説明!!

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我がバンドReptileは、レーベルに所属して活動しております。

最近、レーベルって何?て聞かれることが多いので、

今回はレーベルとは何なのか?バンドがレーベルに所属する意味とは?という疑問にお答えします!

私の思うレーベルの選びかたもご紹介しましょう! 

 

レーベルとはCDを製造販売する会社

レーベルは、CDを製造販売してくれる会社です。

レーベルとアーティストの契約内容によってその形態は様々で、所属する場合もあれば、アルバムごとに契約する場合もあります。

 

ちなみに我がバンドReptileは、Global CORE Recordsに所属しています!

 

基本的にレーベルとはCDの製造販売をする会社なのですが、マネージメントをする事務所的な役割を担ってる場合もあります。

レーベルによりそれぞれですので、何をしてくれる会社かというのは言えませんが、CD製造販売をするのに重要な会社です!

 

レーベルに所属する意味とは?

レーベルに所属するメリットは以下のとおりです。

  • CD制作費を出してくれる
  • 流通に関わる大変な手続きをしてくれる
  • 売れるためのアドバイスをもらえる
  • 所属アーティストとの相乗効果を見込める

 

それぞれのメリットをみていきましょう!

CD制作関連

レーベルに所属せずとも、バンドの自主出版でCDを全国流通することもできます。

自分たちでやれば制作費は全部自分たち負担ですが、その分売り上げは全て自分達のもの。(流通した場合は、流通会社とCD屋さんの取り分が引かれた分が自分達に入る。)

がしかし、自分達だけでCDを全国流通させるってのは超超大変なんです。

全国流通させるためには、流通会社にもお世話になります。

そんな流通会社に売り込んだり、CDを出すためにはたくさんの手続きがいるのです。

そんなあれこれをやってくれたり、制作費をだしてくれたりするのがレーベルです!!
(制作費うんぬんはレーベルとの契約によりけり。制作費は自費または折半という場合もあり。)

 

またこれまでに他のアーティストを流通させてきた実績のあるレーベルであれば、会社同士の信頼感があるのでCD屋さんが枚数を多く入荷してくれたりするのです。

 

自分たちがポッと作った自主レーベルで、CD置いてくださいってのは、話題性や実力がないとなかなか難しいもの。

レーベルはCD製作販売のノウハウを知っているので、そういうメリットがあります。

 


大人のアドバイス

レーベル会社を運営している人ってのは、音楽の道の先輩です。

小さなインディーズレーベルだとしても、音楽経験のある人がやっている場合がほとんどでしょう。

 

大人の意見というものを聞ける環境ってのは、突っ走りがちな若いバンドにとっては大事だったりします。

 

我がバンドも無茶な目標を立てそうだったところを、レーベルの社長に経験からのアドバイスをいただき考えを改めたこともあります!

 

所属アーティストとの相乗効果

また、大切なのは他の所属アーティストとの相乗効果が見込めるというところ!

レーベルメイト」というやつです。

お互いライバルであり仲間なので、助け合い刺激しあって切磋琢磨できるでしょう。

 

レーベル主催のイベントやれ、ツアーを一緒に回ったりとレーベルメイトとは顔を合わせる機会は増えますし、機会が多ければ多いほど互いのお客さんを共有できます。

そして、上手くやればシーンを作れるでしょう。

 

せっかく出会ったレーベルメイトとは、シーンを作りたく思います。

 

レーベルに所属するデメリットは?

それでは逆にレーベルに所属した場合のデメリットをみていきましょう。

考えられるデメリットは以下の通り。

  • 他に条件が良かったり入りたいレーベルがあっても、声をかけられなくなる
  • 売り上げが自分たちの総取りではなくなる
  • 好きなようにやれない

 

他のレーベルから声をかけられなくなる

狭い世界ですから、すでにどこかに所属しているバンドを引き抜こうっちゅーことはなかなかありません。

レーベル所属してから、あっちの方が条件良かったなーなんて思っても遅いです。

所属する前に良く契約内容を確認しましょう。

また全国流通したいからと焦ってレーベル探しをするのではなく、声をかけてもらえるようになるまで自力で活動しバンドを高めるというのも大切です。 

売り上げを納めなければならない

無所属ならば物販もCD売り上げもチケット売り上げも自分たちの総取りでしょうが、レーベルにお世話になった場合はそうもいきません。
CD制作費を出して貰えばもちろんCD売り上げは納めないとです。

 

レーベルだってボランティアじゃないので、資金がないとやっていけません。

 

レーベルとの契約内容によって様々ですので。この限りではありませんので、契約前によく確認しましょう。

 

好きなようにやれない

レーベルがとやかく「こういう風にしろ」と言われ自由にできない場合もある。のだとか。

 

インディーズレーベルって比較的自由にやれるイメージですが、売れるためにはこうした方が良いという指導が入ることもあるでしょう。

 

レーベルの選び方

選び方といっても、声をかけてもらえるレベルになることが最優先です。

いざ、レーベルに所属するか迷った際は以下の事が大切でしょう!

 

「その会社(人)を信頼できるか否か」

これに尽きます。

 

細かくポイントをみていきますと

  • 会社としてちゃんとしているか
  • 契約内容を明確にしてくれているか
  • 尊重してくれるか
  • その人に音楽経験があるか否か
  • 他の所属アーティスト

 かなーと思います。

会社としてちゃんとしているか

おじさんが趣味でプロデューサー的なことをやってて会社にもなってないような場合ってあります!笑

アイドルバンドに多い印象。爆

少なくともアーティストを流通させた経験のあるちゃんと会社になってるレーベルを選びましょう。

様々な人や会社とのパイプがあるってのも重要!!!

契約内容

契約内容はあやふやではなく明確にしてもらい、しっかり確認しましょう。

CD制作費はどちらが出すのか、

原盤権はどちらのものなのか、

折半の場合もあったり

etc…

 

後でCD制作費全部出したのに原盤権はレーベルのものになってるー、、など無いように!

しっかり納得してから手を組みましょう!

 

 

尊重してくれるか

レーベルによっては、楽曲制作や活動方針に口を出してくるところもあるでしょう。

レーベルはレーベルなりの売るためのノウハウを持っていて考えてくれてるからこそのことです。

とにかく売れたいとう場合や、この人のいうことは信頼できるって場合はその指導に従うのが良いでしょう。

 

しかし、楽曲や活動方針に口出されたくないなど自我が強いバンドさんは自由にやらせてもらえるレーベルを選びましょう。

 

音楽経験の有無

これって大切な要素だと私は思います。

音楽レーベルをやってる人って過去に音楽経験がある人がほとんどでしょう。

レーベルの社長もしくはお世話になるレーベルの人間が、どんな活動をしてきたのかって重要です。

 

バンドで実績があるわけでもない、バンドを売ったこともない人間がレーベルをやったって、売るためのノウハウなんてないでしょう。

 

だからこそ、バンドに携わってきたこれまでの経験が濃い人にお世話になりたいものです。

 

他のアーティスト

所属してる他のアーティストが魅力的かどうかも大事!!

ラウドが強いレーベル、メロコアが強いレーベル、下北系、、etc..などレーベルによってジャンルの特色が出てる場合もあります。

 

でもまぁ同じジャンルのアーティストがいるかどうかは置いといて、

魅力的なアーティストがいるレーベルってのは魅力的

だと思います。

 

レーベルメイトとは関わる事が多くなりますので、リスペクトできるアーティストがいるレーベルが良いなーと思いました。

 

まとめ

  • レーベルは、CDを製造販売してくれる会社
  • 自分達だけでCDを全国流通させるってのは超超大変
  • アーティストを流通させてきた実績のあるレーベルを選びたい
  • 大人の意見というものを聞ける環境ってのは、突っ走りがちな若いバンドにとっては大事
  • レーベルに所属すると、他の所属アーティストとの相乗効果が見込める
  • 魅力的なアーティストがいるレーベルってのは魅力的

レーベルって小さいとこから大きいところまで、たくさんあります。

大まかに言うとインディーズレーベルとはこのような感じだ!!って言う参考までにとどめておいてください。

 

趣味程度でも会社を起こしてCDを流通させることができてしまう時代ですので、しっかりとしたところに入れるようバンドを高めましょう!!

 

レーベルの選びかたは会社の資金とかよりも、人として信頼できるのか、また自分達のことをしっかりと考えてくれそうかどうかが大事なポイントだと思います。

売れるだけでなく長く気持ちよくバンド活動をするためには人間関係が大切です!!

 

知人から最近、レコーディングしたのにプロデューサーに飛ばれたと言う話を聞きました。

そんなことにならないように、趣味でやってるプロデューサー的なおじさんには気をつけましょう。

次回は私の聞いた、趣味でやってるプロデューサー的なおじさんについて綴ろうと思います。

 

ちゃんちゃんこ。