バンド哲学

曲が送られてきてから譜面に起こす手順。耳コピが苦手な方が楽になる方法もご紹介。

バンド活動を長年やっていると、曲数が膨大になってきます。

私は頭のハードディスクの容量が少ないので、しばらく弾いてない曲は忘れてしまうのだ。

だからこそ、1度やった曲は毎回譜面に起こしておいてます!!

 

譜面を書いて残しておけば、数年後に「この曲やろうー」ってなった時もスッとその曲を弾けるから便利だぜい!!

 

今回は、作曲者から曲が送られてきてから譜面に起こす手順をご紹介しましょう!

また耳コピが苦手な人に向けて、理論で耳コピしやすくなる方法もご紹介します。

 

 

 

簡易的な譜面の起こし方

譜面と言っても、全てのオタマジャクシを記載するのは面倒でしょう。

だから、とりあえずで作成するのは未来の自分が見た時に曲の構成やキメ、流れをすぐに思い出せる程度の簡易的な譜面です。

手順は以下の通り!

  1. サイズを取る(キメの場所に印)
  2. キーを探す
  3. コードを書く

 

いざ、詳しく手順を書いていきます。

サイズを取る

まず曲が送られて来たら、聴きながらサイズを取ってしまいます

小節線を等間隔に引くのが苦手な人は、

4/4拍子の曲の場合は以下のように折ると便利ー

 

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ジャーン。

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これで定規がなくても、綺麗に線を引けるお♡

 

んで聴きながらイントロ、A、B、サビ的なセクションをとってく

(ギターの場合はト音記号、ベースの場合はヘ音記号ですね。今回はGtにも送れる用にト音記号で書いておいたよ。)

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 メロがついてない音源の場合は、「これはイントロなのか?Aメロなのか?」っとわからない場合があるでしょう。

そんな時は、セクションの変わり目に★印とかわかりやすくつけておきます。

 

そしたら音源再生2回目でキメの部分をメモっておく。

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大雑把だけど、こんな感じだっ。

私は最近面倒臭くてキメの部分にでかい丸を書くのみでリズムを記載してなかったんだけど、リズムも忘れるもんなのよね。書いておくと吉。

とにかくセクションが変わるところと、キメの部分がわかるようになってればOK。

 

曲のキーを探す

音源に合わせて弾いてたらなんとなく音を取れる方はブラボーです。が、

耳コピ苦手な人は、その曲のキーを最初に見つけてしまうと楽です。

 

キーの探し方は、最後のジャーンの締めの音がだいたいキーの場合が多し!

 

終始感のある音1音を見つければ、それがキーだ!!!

 

んで、キーがわかれば単純な曲ならば使われてる音が限られてくる!

 

私が譜面に起こしてる曲はキーがE♭でした。

キーがE♭ってことは、♭が3つ!!

シミラに♭がつくのだ!(キーで#や♭がいくつついていくかってのは、「サークルオブフィフス」とググって学んでくれ!)

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( ※コメントで指摘されましたので訂正⬆︎四分音符になってますが、羽の生やし忘れで実際は八分音符です。皆さんよくみてらっしゃる!)

 

 

 

♯はファドソレラミシ、♭は逆でシミラレソドファの順番でつくことを覚えておこう。

 

ってことは出てくるであろう音がわかるのでそのなかから、探ってみればOK!

 

ただし途中で華麗に変調してる場合もあるので注意!

 

 

コードを書く

私はボールペンでここまで書いてしまったけど、キーチェンジや編曲することもあるでしょうのでエンピンツで書いていきましょうー

いざコードを拾って記載だ!!

 

理論的に使えるダイアトニックコードを上の空欄にで書いておくと、耳コピ苦手な人には楽でしょう。

 

先ほどキーがE♭だとわかりました。

ってことはE♭のダイアトニックコードは

E♭M7  Fm7  Gm7  A♭M7  B♭7  Cm7  Dm7(♭5)

 

耳を信じれないorなんか取れないって人は、ここから当てはめてみよう。頑張ろう。

 

最終的にわからなかったら、これかなーと思う音を拾っておいて作曲者に聞きましょう。

 

ジャーン。

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こんな感じで完成ー!

テンポも書いておくと、レコーディングの時とかに便利

 

耳コピはたくさんしておくと吉 

耳コピって鍛えれば、誰でもできるらしいです。

音痴だとしても、相対音感は誰しもにある

たくさん耳コピを根気よくしていればできるようになるんですって。

 

私は10年バンド活動してますが、クソほど耳コピが嫌いだし苦手です。

子供の頃ピアノをやってたので、昔から譜面は読めた。

耳で聴いた音を拾うよりも、見て弾いた方が早い!って耳コピしなかったんですね。

運がいいのか悪いのか、譜面が書ける作曲者とばかりバンドを組んできたので、耳コピが必要のないバンド人生でした。

 

その結果、今苦しんでます笑

 

耳コピって面倒臭がらずにやっていると、取れるようにだんだんなってきます。

バンド始めたばかりの人は、早いうちに耳コピを鍛えておくのが吉です!!!

 

 

まとめ

  • 小節線引くのが苦手な人は、折ると楽
  •  曲のキーを最初に見つけてしまうと楽
  • 終始感のある音が曲のキー(最後のジャーンなど。)
  • キーに当てはまらないコードが続いて出てきた時は、変調している場合もあるので注意
  • 理論的に使える音を上の空欄にダイアトニックコードで書いておくと、耳コピ苦手な人には楽
  • テンポも書いておくと、レコーディングの時とかに便利
  • 早いうちに耳コピを鍛えておくのが吉

 

譜面の書き方や癖って人それぞれですね。

私はこんな感じです!

参考までに〜♡

 

1度弾いた曲は絶対に忘れないというメモリーが頭に欲しいぜ!!!