六本木の森アーツセンターギャラリーへ「おいしい浮世絵展
~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」を見に行ってきました!
じゅるりです~!
浮世絵展に行くのは2回目!!
前回は北斎 広重 国芳らの代表作を見て、江戸の人達も感覚的には現代人とそう変わらないのねっという学びがありました。
今回は美味しいもの縛りということで、江戸のやつらは何を食べてたのかドキワクGo!!!
「美味しい浮世絵展」見どころ!
この展覧会は「第1章 季節の楽しみと食」「第2章 にぎわう江戸の食卓」「第3章 江戸の名店」そして「第4章 旅と名物」の4章となってます!
そこそこじっくり見て2時間でした。
浮世絵に書かれていたおいしいものを再現したレストランもあり、ショップもあるのでたっぷり楽しめます!
描かれている「おいしいもの」は、写真とかよりも美味しそうに見えて・・・
途中からはお腹のグーグーとの戦いでした。
ソーシャルディスタンスで人が近くなくて良かった♡
私的な見どころをご紹介します!
四季折々のイベントを楽しむ陽キャ
四季折々のイベントで振る舞われた食が描かれた浮世絵が興味深かったです!
春はお花見とご馳走、夏は現代より時期が前で端午の節句の柏餅。
秋は月見を何度もやってて、冬は超寒かったらしく火鉢をかこってご馳走。
女同士で「あ〜ん」って食べさせてる絵もあって、仲のよろしいことっ。
季節ごとのイベントLoveな江戸パリピ達が描かれており、江戸時代の陰キャは大変だったろうなと想います。
今回の題材である「おいしいもの」にばかり注目しがちですが、イベントを楽しむ女性達の着物が四季折々違うので見比べるのも楽しいです!
今と昔の食べ方比べ!
鮨、うなぎに、そば、てんぷら、豆腐、スイーツなどなどっ。
美味しいメニューが描かれた浮世絵の横には、その料理のレシピが展示されてます。
だいたい醤油と味醂、お酢って感じ。
今と江戸時代の食事を比べて見るのも楽しいです。
今も愛されている江戸前寿司は、、なんか現代の食べ方とはちょっと違くて
青魚っぽい寿司の上に玉子のお寿司置いてーの、さらにその上に海老寿司盛るという。
みんながみんなこうやって食べたのか、
それとも「うわ!あの奥さん欲張りすぎじゃないのー!?晒したろ」って絵にしたのか・・・
また、感触まで蘇るリアルな仕草が描かれた絵もっ。
私もスイカの種をプップッするの苦手なので、よくこうやって指でこちょこちょ種を先に落としますw
何百年も前から人間は、スイカの種をこちょこちょしてたんですね。
当時の再現レシピも展示されてるので、帰ってから再現し江戸飯を味わうのも楽しいでしょう!
最も惹かれたレシピはスイーツで、
リンゴや梨、きゅうりなどを細かーいブロック状にカットして綺麗な水に浮かべたものが売られてたそうな。
フルーツポンチ的な?涼しげでおいしそうでした。
江戸っこを舐めてた・・・
基本的に展示会は撮影NGなのですが、フォトブースがあります。
魚河岸、品川あたりで屋台が並ぶ浮世絵が拡大展示されてました。
小さい絵よりもじっくりよく見えます。
握り寿司にスイカに・・・
天ぷらの屋台も!!!
お団子を頬張る人の美味しそうな顔wwww
上裸で働く男たちも、表情が楽しげっ!
魚河岸で働く人たちは足元が濡れないように、高い下駄を履いていたらしいのですがそれが江戸内で流行ったとかいう話も載ってました。
魚河岸は流行りが広がる場所だったそううな、てやんでぃ。
そして、
この展示会1の特大インパクトはこれだ
・・・・
!?
タコの着ぐるみ!?
まさか、リアルなタコを被るなんてことはないよな・・・w
ゆるキャラ!?w
江戸時代に着ぐるみがあったとは・・・。
てかさタコのイボイボをここまで再現できるなら、靴くらいつくれそうじゃないw?
東海道を旅する浮世絵では、草履の鼻緒が切れて困ってる人の絵があったんだけどっ。
タコの着ぐるみ作ってる場合じゃなくないw!?
江戸人って、侮れませんな。
みんな暑そうなのに、タコさん笑顔で厚着おつかれさまです。
再現料理が食べれる!
展示会会場に隣接しているレストランでは、再現料理が食べれます。
展望台が無料!
「おいしい浮世絵展」の横にある展望台も追加料金なしで楽しめます。
父とパシャ。
8月31日までだったかな!
夕飯は見てきた料理の現代版をいただきましたw
www
父と展示会を見たあと、スーパーで夕飯を買って帰ったのですが
寿司、かつお、天ぷら、スイカ・・・
浮世絵に描かれていたメニューの令和版をいただきました。
スイカは指でちょこちょこ種落としせずとも、一口で食べれる便利なカットされてるやーつ。
江戸の人たちが楽しそうで美味しそうで羨ましくなったけど・・・・
現代人として生まれてとっても快適で毎日楽しいわっ。www
まとめ
2020.7.15(水)~ 9.13(日)まで開催されてます。
ソーシャルディスタンスのため、事前のネット予約が必要です。
展示会場内では、私語禁止!
みんなシーーーーンっと眺めてました!
人の制限がされてるので、ゆっくり見れて良かったですよっ!