スマホやパソコンなどで弾き語りなどの生配信するのに必要となるのがミキサー!
私は17Liveにて音源を流してベースを弾くため、様々な配信機材を調べまくった上で「YAMAHA AG06」を購入しました。
YAMAHA/ヤマハ AG06 ウェブキャスティングミキサー
「YAMAHA AG06」とコンデンサーマイクのセットをAmazonでポチっしてから約一ヶ月ほど使ってみました!!!
今回はAG06の特徴と使い方、またAG03との違いもレビューします!
- 機材に弱い人でも使いこなせる
- iPhoneで配信をしたい
- マイクだけでなく楽器もつなぐ
- パソコンやiPodから音源を流したい
- 2人以上で配信したい
配信アプリのライバー界隈では、これを使っている人がとても多いです。
目次
「YAMAHA AG06」の特徴と魅力
「YAMAHA AG06」は、ウェブキャスティングに便利な機能が備わっておりYouTuberやライブ配信アプリのライバー、ニコ生放送などに向いているミキサーです。
特に歌や楽器の配信をしたい方に重宝します。
特徴は以下のとおり!
- BGMや効果音を入れられるループバック機能が便利
- 様々な楽器やマイクを接続できる
- ワンタッチでコンプやエフェクトがかけられる
- 192KHz/24Bitで高音質
- 外でも使える便利な電源システム
- iPad用音楽制作アプリ「Cubasis LE」に対応
- Cubase AI のダウンロード版ライセンスが付属されている
それぞれの特徴を見ていきます!
BGMや効果音を入れられるループバック機能が便利
マイクと楽器をつなげられる他に、パソコンやiPadなどの端末をつないでBGMや効果音を流すことができるループバック機能がついています。
楽器を演奏せずマイクのみ使う場合にも、ループバック機能があれば声も音源もしっかり聴こえて便利です。
様々な楽器やマイクを接続できる!
AG06は、様々な楽器やマイクを接続できるというのが魅力です。
マイクを接続することのできるコンボジャックは2つなので、2人で配信することができます。
INPUT1のみコンデンサーマイクを接続できるファンタム電源を搭載したマイク入力端子になっています。(INPUT2はコンデンサーマイクは接続できませんのでダイレクトマイクを使いましょう。)
またギターやベースを直接接続できるHi-Zに対応した入力端子が1つ!
キーボードの接続ができるライン入力端子も備えています。
スタジオクオリティのプリアンプD-PREも搭載されているので、マイクや楽器の音をありのまま取り込むことができるでしょう。
スマホに付属しているマイク付きのイヤホンは、変換ケーブルを使うことで接続ができます。
ワンタッチでコンプやエフェクトがかけられる
トークのボリュームや楽器の音量を均一に調整できるコンプレッサーボタンに、
歌にエコーをかけられるリバーブ、
従来のギターサウンドを再現できるアンプシミレーターのボタンがついています。
ワンタッチで使えるので、便利で誰にでも使いやすいです。
ちなみにMacにもWindowsにも対応している「AG DSP Contlloer ソフトウェア」を使うと、ワンタッチDSPの設定をお好みにカスタマイズすることもできます。
AG DSP Contlloerは、EASYモードとEXPERTモードを切り替えられるため初心者にも上級者にも音作りがしやすいです。
192KHz/24Bitで高音質
高音質のコンバーターが妥協なく設定されており、原音を忠実に録音してくれるので音の奥行きまで再生してくれます。
192KHz/24bitのハイレゾリューションで、アナログレコードをデジタルアーカイブする時に理想的なハイクオリティサウンドを実現してくれオーディオキャプチャーとしてのクオリティが高いです。
外でも使える便利な電源システム
電源は、USBバスパワーでもiPadやUSBモバイルバッテリーでも駆動します。
なので屋外でも音楽を録音したり配信したりすることができるのが便利です。
iPad用音楽制作アプリ「Cubasis LE」に対応
スタインバーグのiPad専用音楽制作アプリ「Cubasis LE」に対応しています。
iPadとUSB接続すればどこでも音楽制作ができるでしょう。
「Cubasis LE」はiPad用に特別にデザインされたマルチタッチDAWでオーディオやバーチャル音源の制作、編集、ミックスまでiPadで操作できます。
ちなみに「Cubasis LE」のプロジェクトはWindowsやOSXのCubaseでも開くことができます。
Cubase AI のダウンロード版ライセンスが付属されている
Cubase AI のダウンロード版ライセンスが付属されているので、AG06を買ったらその日からCubaseを使ってDTMをすることができます。
生配信をするためだけでなく、DTMのオーディオインターフェースとしても重宝するでしょう。
iPhoneで生配信する際の使い方
それでは17LiveやBIGOLIVE、ツイキャスなどスマホで生配信する場合の繋ぎ方を見ていきましょう。
最初はどこにどれを?って戸惑うので、以下の表を参考にしてください。
付属品以外のケーブルも必要になるのでご紹介します。
①のケーブルはMicroUSBケーブルで、5V DCの口に挿します。
MicroUSBケーブルとは、スマホの充電ケーブルと同じ形のものです。
付属はされていないので家になければ購入しましょう。
ちなみに5V DCとUSB2.0の両方からとらなければならないわけではなく、どちらか一方から電源を取れてればOKです。
②ACアダプターは、iPhoneなどの充電をする時につかっているやーつです。
スマホやiPhoneを持っていれば必ず家にあるでしょう。
③のケーブルはAG03を購入した時に付属されています。
④lightning USBカメラアダプターはiPhoneで配信するためには必ず必要です。
Appleの純正品を購入するのが安心でしょう。
ただし純正品は4,500円と高価です。
⑤は、iPhoneのlightningケーブルです。(充電ケーブル)
続いて、オモテ面の接続を見ていきます。
①XLRケーブルでマイクとミキサーを繋ぎます。
値段はピンキリですが2,000円前後のものを買っておけば配信するのに不便はないでしょう。
マイクを購入すればだいたいついてきます。
ちなみにマイクはコンデンサーマイクでもダイレクトマイクでもOKですが、コンデンサーの場合は赤い+48Vのとこを押して使います。
②シールドは楽器とINPUT2に繋ぎます。
普段使ってるもので良いでしょう。
繋いだらguitarのボタンを押します。
③RCA赤白×ステレオプラグ3.5mmのオーディオケーブルはLRの色を合わせてAG06に挿し、反対側はパソコンやiPadなどに繋げばBGMが流せます!
購入後に私が悩んだ現象
YAMAHA AG06を購入した当日は、正しく繋いでいるのに使えず焦りましたw
電源は入るのにCOMPやエフェクトのボタンを押してもライトが光らず、音も出ず使用できなかったのです。
その時のツイートがこちら☟
https://twitter.com/NaNa_Reptile/status/1202615213129756673
ボタンがフニャフニャなのはそういう仕様で、問題はやはりバスパワーの電源不足でした。
YAMAHAに問い合わせもしたのですが、MicroUSBケーブルの問題だろうとのことでした。
2本もっていたMicroUSBケーブルは両方とも使えなかったのでwww、
結局5VDCからは電源をとらず、とりあえずiPhoneからのみ電源をとって使っています。
電源は赤く光っているのにCOMPなどの部分が緑色に光らず使えない場合には、電源供給しているケーブルを変えてみましょう!
または電源供給をもう片方からにしてみましょう。
AG03とAG06の違い
AGシリーズには06の下位機種として03も出ています。
違いを比較していきましょう
AG06 | AG03 | |
価格(税抜) | ¥18,000 | ¥15,000 |
入力チャンネル | モノラル(MIC/LINE):2
ステレオ(LINE):2 USB IN:1 AUX:1 |
モノラル(MIC/LINE):1
ステレオ(LINE)/ モノ(GUITAR):1 USB IN:1 AUX IN:1 |
出力チャンネル | STEREO OUT:1
MONITOR OUT:1 PHONES:2 |
MONITOR OUT:2
PHONES:2 |
DSP | チャンネル1: COMP/EQ, EFFECT(SPX リバーブ)
チャンネル2: AMP SIM, EFFECT(SPX リバーブ) |
COMP/EQ, EFFECT(SPX リバーブ) |
大きさ | 155 mm × 63 mm × 202 mm | 129 mm × 63 mm × 202 mm |
重さ | 1.0 kg | 0.8 kg |
そんなにお値段が変わらないですし複数人で配信することや何かのイベントで使うこともあるかなーと私はAG06にしました。
YAMAHA/ヤマハ AG06 ウェブキャスティングミキサー
1人で配信するのであればAG03でも良いかなーと思います。