江戸東京博物館で1月19日まで行われている「大浮世絵展」に行ってきました!
日本を代表するアートで、世界の画家にも影響をもたらしたものなのだから見ておきたいなと!
今回は国内外の美術館や博物館だけでなく、個人所有されてるコレクションなどから傑作のみが集められてるということでっ。
浮世絵をじっくり見た事がない私でも知ってる作品がたくさんありました。
人気絵師の喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の作品を一気に見れるという豪華さです。
よく目にする作品がどんなことを描いていたのか知れるのは感慨深く、歴史小説を読んだ際に想像する江戸時代がよりリアルになる!!
ってことで今回は「大浮世絵展」の感想だ〜〜!!
「大浮世絵展」の見どころ!
日曜の昼間は激込みで壁沿いに並んで、にじにじ進み見ていく感じですっ。
次々ぱっぱとみたい場合は人の後ろから眺める感じでしょうかっ。
1つ1つの絵に解説が付いてるので、じっくり見るとなると何時間もかかります!
私は初めの歌麿でずいぶんと時間を使ってしまい後半は時間がなくなったので、時間配分注意ですw
喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の絵の見どころと気に入った作品を紹介していくぅー!!
喜多川歌麿は美人画おっぱい!
まず最初は美人画で有名な喜多川歌麿!
美人画といえば全身を描くってのが常識だったところ上半身のみ描く「大首絵」という手法を取り入れて変革を起こしたって人なのだと!
美人で有名な町娘や花魁などの日常や些細な表情が描かれてました。
「ポペンを吹く娘」って作品では、タバコか何かか?と思ったら咥えているのは吹くとペコペコ音がなるおもちゃだそうな。
そんな物があったんだなー!!と今でいうピロピロ笛かしらw
遊女の忙しそうな1日を描いた絵も面白かったです。
あと気になったのは着物から覗く、乳!乳!乳!
一緒に行った父の「おっぱいが好きなんだね」って感想にちょっと笑えましたw
お胸と共にたるんだ腹が描かれているのもあり、これは美人なのか?と思ったものもあったり。
東洲斎写楽は役者絵!
誰しもが見た事がある歌舞伎のイメージの絵もありました!
顔のパーツは誇張されているらしいのですが、実物と並べたらそっくりなのかなー。
現代でもアーティストや芸能人の絵を描く人いるけど、そんな感じだろうかっ。
葛飾北斎は躍動感すごい!
2024年から新千円札に描かれる予定の「神奈川沖浪裏」もありました。
波の躍動感に地球生きてんなーって様が描かれてて凄く良いです。
葛飾北斎は、誰が見ても楽しめるん風景画が魅力ですね。
訪れたことがある土地が描かれていたりして、昔はこんなだったのかーと歴史を感じます。
富嶽三十六景の「駿州江尻」は、飛び散る紙や葉っぱで風の強さが描かれてて特に印象的でお気に入りー!
こんなものも描けちゃうんだぜっていう北斎のドヤァ!!を感じましたw
水の勢いは川と海とちがって、風の強さや人が渡って軋む吊り橋など動きそうで楽しいです。
歌川広重は、お茶漬けカードか!!
歌が広重の絵はどこかで親しんだ記憶があるなーと思ったら、永谷園のお茶漬けに東海道五十三次カードが付録されてましたね!
興味もなく捨ててしまってたけど、本物を見た後には惜しいことをしたなと思いました。
ゴッホが模写した「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」もあって、長い斜線で描かれてる雨がザァザァ感あり冷たく早く帰りたい感じが伝わってきて良きー!!!
歌川国芳の絵は細部まで見たい!
歌川国芳の絵は娯楽性が追求されており庶民に大人気となったようですが、分かりますね〜!
細部までじっくりみたくなるほどに面白い。
化物で描いた忠臣蔵や、東海道五十三次を猫だじゃれで描いてみたもの。
画像を見つけられませんでしたが、狐が人間に化ける稽古をしている場面を描いた「道外狐へん化のけいこ」も面白かったです。
半分だけ化れた子とか、それを見て笑ってる狐だとか表情が豊で愛らしいんですよねー。
化物や動物が多く描かれているので面白くて好きっ。
まとめ
ショップでは浮世絵のグッズがたくさん売っていました。
ショップだけでも長居してしまいそうなくらい楽しいw
大浮世絵展は2020年1月19日までです。
見逃せない展示会の1つでした!!!
時間や料金については、江戸東京博物館公式ページをば!
次回はこの日に一緒に見た、ここ江戸東京博物館の常設展示と両国観光について綴りますー♡
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