出典:http://eiga.com/movie/84617/
フランス映画祭2016年 観客賞受賞した「92歳のパリジェンヌ」
試写会チケット頂きまして観てきました!!!
10月29日 ROADSHOW
『92歳のパリジェンヌ』予告篇
あらすじ
リオネル・ジョスパン元フランス首相の母の人生の実話から生まれた作品。
子供や孫にも恵まれ、穏やかな老後を過ごすマドレーヌ。
まだまだ元気だったが数年前から書き留めている1人でできなくなったリストの項目が増えていることが気がかりだった。
「今まで本当にありがとう。幸せな人生だったわ」92歳のバースデーパーティーの席でマドレーヌが言う。
「2ヶ月後の10月17日に私は逝きます。」
周囲に迷惑をかける前に人生に幕を下ろしたいという揺らぐことのない強い意思だった。
動揺する娘、激怒する息子、一緒にいてと懇願する孫。
それから家族の波乱の日々が始まる。
母を説得しようと会話を重ねるうちに娘は次第に母の生き方や強さに心を動かされていく。
刻々と近づく”その日”を迎えるまでに母と娘が過ごした日々とは・・・・。
感想
死に方を決める権利は人にないのか?っていう尊厳死がテーマでそれについて考えさせられる作品でした。
確かに老いは、この先回復することはないし日々衰えていくだけ、家族に迷惑をかけて病院で生かされるくらいだったら自宅で元気なうちに死にたいって思うかもしれない。
作中にも医者に死にたいと訴えるシーンがあったけど今は医療が発達してるしね、まだ術があったら生かす治療をするものねー。
自殺に協力すれば自殺幇罪になるし。
自分の死に様を選ぶ権利はあってもいいかなとは思う。
まー難しいけど。
映画の主人公のように確固たる意思がある上で一瞬の気の迷いや精神病などのせいでなくその勇気と覚悟があるのなら。
けどもし将来、私の両親に「10月17日に私は死にます」なんて言われたら
自殺する日を宣告しないでくれよーーーて思うだろうな。笑
その日まで辛くて苦しくて私だったらおかしくなっちゃう。
両親のしたいようにさせてあげたいし、最後の願いに手助けもしたいけど自殺の宣告だけは嫌だな。
作中の孫のように迷惑とか気にしないで一緒にいてよって思うだろう。
介護の手間よりむしろ自殺の宣告のが酷い!と思ったのでしたー。
私の祖母の時は病気の余命だったから諦めもついたし、その日まで辛くても覚悟してそばで過ごすことができたけど、まだ生きれるのに自殺の日を言われたら覚悟できなそー。
人それぞれいろんな見方がある作品だろうな!!
ただ暗いだけではなくプフッと笑えるシーンもあり、おばあさんの強さに魅力もあり、泣けるし、愛を感じれるのでオススメーです!!!!!
原作☟
うちの寝たきり老犬を想った
この映画を見てて、両親はまだ元気だからか我が愛犬陸の気持ちを想像してしまいました。
うちの陸は14歳、寝たきり、見えない、聞こえない、寝てるか起きてる時はボケてひたすら吠える。
そんな状態になってから7ヶ月経ちます。
毎日を陸は何を思って過ごしてるんだろう。
死にたいかなー、死にたいともわからない状態かなー。なんて思うときもあるんですが
餌を凄い食べるんですよ!!!食欲旺盛!!
実家に帰って撫でるとピクピク!と反応もするし感覚はある!
餌も内蔵に良いものを与え、定期的に点滴を打ちにも行き、ちょこちょこひっくり返して床ずれにならないようにして。
母がよく面倒を見てくれるおかげで長生きしてます。
元気な頃から超甘ったれだったからまだ家族と一緒にいたいと頑張ってるのかな!
動物も人間も、生まれる自由も死ぬ自由もないものかもねー
命儚いです!!!!
だからこ、悔いのないよう好きなことをするぞい!毎日楽しく生きるぞい!
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