2016年もあと約1ヶ月。
15歳と9ヶ月を迎えます。
キャバリアの寿命は約14年と言われてるけど、陸は年を越せるかな?
先日母から送られてきた写真⬇︎
母が手作りしたソックス!
厚めの布団に寝かせて、ちょこちょこ転がしてても床ずれはできていしまい、毛が剥げ始めた手足に。
ワンポイント刺繍が可愛い♥
ちょっと早いクリスマスプレゼントかな?
目眩
見えてないだろう目がキョロキョロ動くので、多少の光か気配を感じてて私たちの動きを追ってるのかと思ったら、
獣医さん云く目眩がしているのだとか。
私が2週間ほど実家へ帰れてない間に
目の震えで瞳が上を向いちゃっていたらしいのです。
それを聞いて、
想像してみました。
無音の暗闇の中、目眩がしているってどんなに辛かろう。。
ついにその時が来るのかなっ。
この先苦しむのなら安楽死のが優しいのかなと考えた矢先
先日その症状もおさまったと連絡が来ました!
家族みんなで根性犬だなぁーと感心しております。
安楽死について考えてみると
私にはその決断は絶対にできないし、する事はないとずっと思っていましたが陸の立場になって想像してみるとわからなくなりました。
動けない見えない聞こえない、ボケてもいる。
その状態はこの先よくなる事はない。たまの点滴で痛みや苦しみを和らげれて栄養を与えられても日々老衰は進んでいく。
点滴をして生かすのもエゴなのではと頭をよぎりました。ただ点滴をしないと苦しいのなら与えざるおえない。
自分だったら楽になりたいのかなー。。。
けど陸は話せないし、
もしかしたら寂しがり屋なのでまだ家族と一緒にいたくて根性で頑張っているのかもれない。
そしたら尊重してやりたい。
しかし長く苦しむのは可哀想。
ってか今彼は苦しいのか?
とってもかまってちゃんだった陸は、今たくさん介護してもらって幸せに感じてくれてたりしないだろうか?
スプーンで与えてた餌も歯が抜けてしまったので、ふやかしてた餌も、もっと水っぽくせにゃならんくらいなんだけど、
まだりんごとハーゲンダッツは喜んで舐めるそうなので、喜びが感じられる間は頑張ってもらいたい。
(ハーゲンダッツとは贅沢な犬めっ笑
もう長くはないのだから好きなものを沢山与えてやりたいです。)
参考までに調べたことを。
もう治ることがない犬に対し「今後起こりうる症状と苦しみから解放するために安楽死を考えるのか」、「緩和治療を続けつつ苦しんでも自然に逝かせるのか」
獣医師によっても安楽死への考え方は様々で、選択を迫る獣医師もいれば、そもそも安楽死を行っていない病院もあるそうです。
信頼できる獣医師に巡り合っておくのが大事ですね。
場所
安楽死は病院で行うものと思ってましたが、病院によっては自宅や愛犬が好きだった場所を選べるそうです。
方法
カテーテルを使用し、犬の静脈に薬を投与するそうです。
まずリラックスさせる薬を投与してから、安楽死の薬を投与する。
愛犬を抱いた状態か、寝かせた状態か、一般的には飼い主さんが選べる場合が多いようです。
ゆっくりと心臓が止まり、獣医師による死亡の確認がなされ宣告される。
費用
犬の種類、大きさ、往診料、場所によって様々なようですが
だいたい
5000~15000円くらい。
無料で行う病院もあるとか。
考え方、倫理観は様々
調べていても辛すぎてWebを閉じたくなりましたが、大切なことなので
安楽死を選んだ飼い主さんのブログや悩んで質問している掲示板も読みました。
読んでて辛く、ティッシュ一箱なくなっちゃいましたよー。
ボケた老犬、末期ガンを宣告された愛犬について、掲示板で悩み相談している人は結構多かったです。
「苦しんでいるから楽にさせてあげたい。」という想いがもちろんで。
犬の状態と、飼い主の経済状況、家の立地や家族構成で介護を続けられない人が沢山いました。
飼い主が高齢の家庭で大型犬が寝たきりになり、数時間おきに寝返りをうたせるのが困難で皮膚が溶け出し外まで臭ってしまうくらいに酷くなり。さらにボケの遠吠えで近所迷惑。
また
老犬がボケでひたすらグルグル回るようになり、さらに凶暴化し噛みつくようになった小さい子供がいるご家庭での相談。
など
いろいろな苦労、葛藤の末に安楽死を選ぶ飼い主さんがいる事を知りました。
中には心無い人からの返答も多く目にしました。
「最後までみとるのが飼い主の責任でしょう」
的な。
「世話を怠ってる」など相談者を攻める書き込みもありました。
考えは様々、倫理観も様々。
その犬をその人の生活環境で介護してみなければわからない苦労だってあるのではないか、だから葛藤の末、延命治療をやめる最後の相談をしているんじゃないか、、
って思ったり。
そんなだからやはり、飼い主が家族と相談して決めてあげないといけないんだと思いました。
それが責任なんだと。
答えは出ない
ネット上だと選択を迫られても、緩和治療を続けて苦しがっても自然な死を選ぶ飼い主さんが多いように思いました。(安楽死させました。って書ける人が少ないだけかもですが。)
我が愛犬は見ていて痛々しくもあるけど抱くと温かくて、アンモニアと老犬臭は凄いけど可愛い。
息づかいも穏やかだし。
りんごとハーゲンダッツに喜びの反応を示している今は。
陸はまだ生きたいんじゃないかなと思う。
寂しがりやだから母と一緒にいたいんだろうなと思う。
一緒の布団というわけにはいかなくなったけど、隣で寝ているしそれが幸せに感じているんじゃないかな。
週に何度かの点滴をやめて、内臓にいいドッグフードをやめたら生きれないのかもしれないけど。
点滴をやめたら苦しがったり、もしくは死んでしまうのかもと思うと高い点滴も打たざるおえないよな。
老犬介護はすこぶるお金がかかります!!
(私が子供の頃飼いたがった命に、両親よありがとう)
私に出来ることは
ボケて吠え続ける陸を抱いてやること、
マッサージしてやること、
もう撫でてやることしかできないのがなんとも辛いです。
それも、私は実家を出ているから月に何度かしか帰れないし。
来週は4日ほど実家にいれます。
昔からかわいいかわいいと言いすぎて、「かわいい」は全て自分のことだと思っているような陸でしたので。
「陸かわいい」「陸かわいいーねーー」
っとめっちゃ言ってやろうと思います。
聞こえなくても!!
棺桶
実は今年の3月に「もう長くない」と獣医に言われた時に父が棺桶を買ってきました。
かつての私の部屋のベッドにドーンと置いてありました 笑
その時が来た時に焦らないようにだと思いますが、私が実家に毎月帰るたびにどけてます。
どかすこと9ヶ月!!
超邪魔です!
生前に棺桶を買ったり、入ったりすると長生きするって言うしなー!
陸も、「ふざけんなよー!!!まだ死なねーし!!!」って負けず嫌いに頑張っているのかもしれません^_^
通院・災害時でもペットを思いやれるリュック【ペットキャリー GRAMP】
実際にあった安楽死の話
以前観た映画も安楽死がテーマでした。
人では認められていない安楽死を実際にした人の実話が元になった映画も考えさせられました↓