前回レビューしました映画「ララランド」。
その監督の前作「セッション」を是非観てもらいたいのでご紹介します!!
目次
「ララランド」とは正反対!狂気的映画「セッション」!
映画『セッション』予告編
「ラ・ラ・ランド」は歌とダンスで主人公の恋と夢をせつなく綺麗に描いた映画なのに対し、前作の「セッション」は音楽学校でドラマーを目指す生徒にサディストな教師が狂気のレッスンを施行する映画です。
あらすじ
アメリカ最高峰のシェイファー音楽学院でドラムを学んでいるアンドリュー・ニーマンはパッとしない生徒で主奏者になれず譜めくり担当の控えの奏者だった。
そんなニーマンが個人練習していると、学院の中でハイレベルなバンドを受け持っているフレッチャー先生が現れる。
フレッチャーに「自分のバンドは新しいドラマーを募集している」と告げられ・・・
狂気のレッスンがスタート!!!!!!
見どころはラスト9分19秒からの展開!!
フレッチャー先生は超超超サディストなんです。
生徒のチューニングが少しズレてると汚い言葉で罵声し、奏者から降ろす。
主人公のテンポが少しでもズレてると椅子を投げてくる。
いい演奏ができるまで手が血だらけになっても延々演らせる。
フレッチャーは完璧を求めて、妥協しない。。
あんなんじゃ恐怖と緊張で逆に出来るもんもできないべよー笑
って思っちゃいます。
甘ちゃんな私は絶対あんな教師には巡り会いたくない笑。
そんなレッスンに耐えたり、耐えれなかったりしてのラスト9分19秒からのアンドリュー・ニーマンの答えが見どころです。
狂気のレッスンの訳(ちょいネタバレ?)
有名なジャズミュージシャンの「チャーリー・パーカー」も10代の頃、セッションでミスってドラマーの「ジョー・ジョーンズ」にシンバルを投げつけられ、演奏中止になる屈辱を受けた。
そんな屈辱を受け、チャーリーパーカーはさらにサックスを猛特訓し「バート」と呼ばれる天才ジャズマンになったんだと。
あの時シンバルを投げつけられなければ「バート」にはなれなかったんだ!!!
って理由で生徒を「真のジャズマンにさせるため」椅子を投げたり、身を削って教えてきたんだ、、、とフレッチャー先生は語ってます。
チャーリー・パーカー
ジョー・ジョーンズ
私は褒められて伸びるタイプ 笑
私もベースをやってるわけですが、専門学校で毎日クリックと戦ってた時期もありますし、今もレッスンに月数回通ってはベーシストどっぷりして日々鍛錬してるんですが。
けなされて辱めを受けて「やらなきゃ!!」ってより、褒められて「もっと褒められたいからやろー!」タイプなもんで
フレッチャー先生に出会ってしまったらきっと挫折してしまうであろうっ、、。
どっぷり ゆとり世代なのです。
けど、この映画を観て「血を流すまでやれた事はないなー」っと感化されてベースに向かいました。
最近だらけてるバンドマンは是非「セッション」を観てやる気漲らせてください!!
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