音楽・バンド

UVERworldの「男祭り」の問題は男女差別じゃなくて、発表の煽り方にあった。男女差別について考えてみたよ。

UVERworldが東京ドームで「男祭り」をやると いうニュースが話題ですね。

5万人キャパのドームを、男ファンのみで挑戦できるということに私はただただ、すんげー!!!

って思いました。

だが一方SNSでは「男女差別だ」と騒ぐ声もあるようですね。

 

なぜそんな騒がれてるのかよく知らないし別に記事にする気はなかったのですが、

「UVERworldの男女差別については触れないのですか・・・」という疑問を貰ったので、調べて自分の意見をここに書くことにしましたーっ。w

(もう謝罪してるようだし、好きな人は応援すればいいし離れるんなら離れればいいと思うんですけどね爆)

 

「UVERworld 男女差別」と入力してみると医学部の女子差別と同じく、取り上げて言及してる人もいた。

女性ファンのキレてるツイートがまとめブログなどにUPされており、

え? 規模は違えど「男祭り」って他のアーティストもやってなかったけ?

仮に「女祭り」をやったら、男も差別だってさわぐのかな?

現状、映画にレディースデイはあるけど、メンズデイが無いことを男は騒がなくないか?

世間はそんなに男女を分けることに、敏感選手権なのかしらー?

と思ったのです。

が、

女が差別差別とただ騒いでいるのではなく、どうやらこの「差別だー」ってなる原因は、発表の煽り方に問題があったようです。

綴ります。

事の経緯

まずはこのニュースの経緯を調べてみました。

(ソース元は参照を確認してください。)

事の経緯は以下のような感じ!

  1. ホームページで謎のカウントダウンがなされる。
  2. 4月11日に行われるトークイベントでサプライズ発表があるという告知。観覧募集の段階では「男性限定」と明記されておらず女性も応募できた。
  3. 4月11日東京・増上寺で行われた「トークイベント」に当選したのは男性のみだった。女性は全員落選。
  4. サプライズ発表とは、12月20日に東京ドームで4万5千人を動員する男性限定ライブ「男祭り」を行うという発表だった。
  5. 女性ファン落胆&激おこ!
  6. UVERworldの公式サイトで「お礼とお詫び」が掲載される
  7. 男女差別という意見はなくならず。

簡単にはこんな感じですね。

これに関するファンの声や世間の声はまとめサイトなどにもまとめられていますが、

偏った意見や過激な意見のみまとめられているサイトもあるので、

世間の声を知りたい方はご自身でツイート検索することをお勧めします。

メンバーの声

Vo,TAKUYA∞さんのblogは、ファンクラブ会員のみ見れるようです。

なので、「男女差別だー」と炎上してからはどう発言されているのかはわかりませんが、

トークイベントでは、Vo,TAKUYA∞さんは以下のように語ったそうな!

  • 『男祭り』を始めたきっかけについて、
「東京ドームが終わった後だったと思うんですけど、UVERworldは女性ファンが9割を占めていて。男性ファンがいないことに何かジレンマというか違和感があって、その辺りからしっかりと同世代の男にも年上にも年下にも届くようなメッセージをしっかり放っていこうとメンバーと決めたのがきっかけです」

 

  • 『男祭り』の雰囲気については、

「(普段のライブと)全然違います。戦いというか、アグレッシブさもそうだし、こっちのメッセージの放ち方もいつもより乱暴になるし、俺は大好きですね。来て感じてもらいたい」

  • 女性ファンに対しては、
「女性の方も見届け人ということで、15人ぐらい招待しようかなとと思っています。15人から200人ぐらいですかね。やっぱり男が頑張る瞬間というのを女性にも見てほしいし、来てくれるファンのみんなも女性が何人かいた方がもっと盛りがると思うんですよ」
  • トークイベントの最後には、
「僕たちUVERworldは、たくさんの女性の人たちに支えられて、『男祭り』というものを始めて。最初は230人で10年近くかけてやっと東京ドームで『男祭り』をするところまで辿り着いて、男同士の約束を叶える日がやって来たと思っています。自分たちが今まで信じてきた、自分たちが愛してきた音楽が間違いなかったと、一緒に感じたいなと思います。よろしくお願いします!」

と語ったそうです。

UVERworld公式サイトに記載された「お礼とお詫び」の内容。

御察しの方の多いかと思いますが、
今回は、ご当選者は男性のみとなっておりました。
開催発表のこと、男祭りであることなど、
事前にご説明できない内容であることから、募集の際に
性別に関してもご説明が出来かねました。

女性の方も同じように「会いたい」気持ちで
願いを込めてご応募してくださったこと、深く受け止めております。

どのように皆様へお詫びを申し上げて良いのか
正直 言葉が見つからない状態なのですが、
今回の募集説明、そして抽選結果に対して、
お詫びを申し上げたいとこうして文章を綴らせていただきます。

参照: UVERworld「男祭り」発表が物議「女性差別すごい」「男尊女卑だ」と大荒れ。開催発表会の「お詫び」も発表

「御礼とお詫び」は、ファンクラブ会員の方のみが見れるようです。

問題は「男祭り」を開催することではなく、女性は全員落選させられたと言う事。

いろんな方が既に申していますが、

やはり問題は「男祭り」を開催することではなく、

女性も「トークイベント」に応募できる状態だったのに蓋を開けてみたら、そもそも受からないものだったって言う事実ですね。

当たるかもしれないと希望を持って、「トークイベント」の日を空けていた方もいるでしょう。

また、ホームページにてカウントダウンをし発表を煽っていた事で「カウントダウンが0になったら何があるんだろう??」っとワクワクしていた女性にとっては、

「男祭り」と言う発表はとても残念に感じたでしょうね。

ただただ女ファンが「男祭り」をやることに「男女差別だ」と怒っているのではなく、そ気持ちを踏みにじられたという経緯からなのでしょう。

バンドマンとしての感想

こっからは個人的な、バンドマンである私の感想をば。

 

同性のファンが欲しいと言う気持ち・・・・・わかる!!!

 

曲解しないでもらいたいのは、だからと言って異性のファンが付くことが嬉しくない訳ではない。

(こういうこというと、「じゃー男性ファンはいらないんですね」みたいな偏りマンが湧くから注意w)

 

うちのバンドは男女混合ということもあり、音楽性も男女ともに好む人がいる物をやっているのでお客さんの男女比に大きな差はありません。

だからそういうコンプレックスはないですね。

 

ただ世間には、ほぼ女性ファンしかいないバンドもいますわな。

逆にガールズバンドなんかだと、男性ファンばかりって光景はよく目にしますし。

 

すると、音楽じゃなくて異性としての魅力でファンをつけてると思われてしまうことも無きにしも非ずでしょう。

 

どちらかの性別に偏るとかではなく、男女共にたくさんの人に支持をされたいとは思ってもおかしくはないでしょう。

 

UVERworldは昔は女性ファンばかりだったから、同性のファンもつけたくて頑張ってきて

男性ファンがたくさんついてきて、いざ前代未聞の東京ドームでの「男祭り」をできるようにまでなったぞーーーって高ぶって盛大にしてしまたのだろう。

 

東京ドームで「男祭り」ってのはやっぱり凄いから、盛大に発表したかったのでしょうね。

そのやり方があれで炎上しちゃったけれども。

「女性ファンもわかってくれる」ってスタッフやメンバーさんは思ったのかもしれない。

 

なんてことはみんなわかっているでしょうが。

 

じゃーぜひ東京ドームで「女祭り」もやればいいんじゃないかな!!!

 

同じような方法で、カウントダウンをしトークイベントで盛大に発表!

それで男女ともにハッピーーーー!

 

女性を軽視したと許せない方は、離れるしかないですね。

男女差別問題、難しいね。

今回のUVERworldの「男祭り」は、女性を軽視した差別というか・・・ただ男性への熱が高ぶり過ぎた風に私には見えましたが。

 

はい差別ー!やれ差別ー!ほい差別ー!

って、現代における差別の敏感選手権はどうなの?ってことを思うこともあります。

差別ではなく区別の場合も往々にある。

 

それは私が差別をあまりされたことがないからかもしれないけれど。

 

バンドを探している時に男性メンバーのみ募集って事はあったけれど、コンセプト的にそうなら仕方ないと特に差別だとは思いませんでしたし。

(逆にガールズバンドに男が応募したらドン引きされるだろうし)

女性だからできないことや苦手な事があるから、男性が助けてくれることもあり。

逆も然り。

お互いの性を尊重して、分けるというのは別にそういうものだと思うだす。

 

もう5年くらい前だけど、厚木に女性は玉子をおまけしてもらえるお店がありました。

基本男性客のが多そうなお店で、だから女性のみサービスしてもらえたんですね。

それに「おい!!これまで店を支えてきたのは男性客だぞ!!差別だ」

と言い出す男性はいなかろう。

いたとしたら小さい男だなと思ってしまう。

 

玉子サービスや、レディースデイ、飲みの席で女性のが安くしてもらえるヤーツとか、嬉しい。。。

女性だから徳をしていることもあるし、損してることもあるかもだけど。

私は今の日本にいて、そんなに女性であることで窮屈はしていないかな。w

 

 

今の時代ダメなんだろうけど、

男でウジウジ女々しい奴がいたら

「男のくせに、シャキッとせい!!」とは思ってしまう。

 

私は古い人間なのかもしれないけれど。

 

UVERworldの「男祭り」をきっかけに、

男女差別問題の発議をいくつか見て。

そう思ったとです。

 

 

もちろん職場や学習の場、政界などでは、特に男女の平等は守られるべきとは思うけどね!!!!!

プライベートは、女だから徳できること、男だから徳できることが少しはあっても楽しいんじゃないかなーーーってね。

まとめ

約束のネバーランドというアニメの主題歌になっている「Touch off」はいい曲だった。