日記・雑記

【待つスキル】おじさんを見つめるつまらなさ。昔の人ってすっごいね!

どもー!フリーランスバンドマンNaNa榎戸です。

失礼な話ですが、

先日、おじさんを見つめるより女性を見つめる方が楽しいと実感しました。

変態的な話ではなくて。

 

スマホの充電が切れた待ち時間ってのは、不安と寂しさと暇で苦しかったです。

綴ります。

 

それは車検の日に起きた。

先日、我がバンドの機材車をボーカルと一緒に車検に出してきました。

 

我がバンドはコストを抑えるためにセルフ車検をしています。

ここにも↑書いてありますが、車検に行った時の私の役割と言えば荷物番です。

ただそれだけ。

 

ボーカルが書類をあっちゃこっちゃやって、実際に車を車検のレーンに通している間、降ろした機材を見張っている係が私。

 

が、

2人でアンプ類を降ろすのって結構辛いんですよね。

なんせ私は非力で可憐な女なので戦力が弱い!

 

 

ってことで今回は「荷物を降ろさないでも車検通せるんじゃないか?」と荷物を降ろさず車検を通してみました。

 

だので!、今回私は建物の中で持参した豆乳をチューチュー啜って待つのみ。

 

昔の人って、すっごい!

車検場の建物には椅子がいっぱい並んでいるので、悠々自適に豆乳チューチューしながらスマホでバンドのオンラインストアを更新し始めた。

 

待つのは苦手ではない。

 

いくらだって暇つぶしできます。

バンド関係の更新、ブログの更新、Twitter、第五人格etc・・・

私はスマホで仕事がある程度できるので、

 

むしろ待ち時間とかのが仕事はかどったりするからラッキーくらいに思いました。

 

が、

待ち始めて5分。

気づいたのは、我がiPhoneの充電10%

 

低電力モードにするも、ページを1つ移動するたびに1%ずつ減っていく我がiPhone6sはもう寿命だ。

 

5%までいった時に、ボーカルと連絡が取れなくなったら面倒だなと思いiPhoneを触るのを控えて顔をあげた。

 

眼前に広がった景色はおじさんと、おじさんと、おじさんとおじさん。

車屋のおじさんたちが書類をセカセカしている。

 

文庫本もない、スマホもいじれないので私はスキル「人間観察」を発動。

 

高校生の時、私は趣味に「人間観察」と書いたことがある。

 

「人間観察」のスキルを取得したと思ったのは、

学校帰りに原宿の神宮橋で友達と待ち合わせをした時。

同じく携帯の充電が切れて、神宮橋にいることしか伝えられず待つしかなかったことがあった。

道ゆく人の服装とか、関係とかを眺めて何してる人か想像したりするその時間はそんなに苦痛ではなかった思ひ出。

 

けれども車検場は待てど暮らせど、次々におじさんが来ては書類をなんやかやして去っていくのみ。

 

だいたいツナギを着ているか、ジャージみたいな格好で。

きっと車屋さん。

あの人も、この人もきっと車屋さん。

 

5人くらいおじさんを見て、飽きた。

同じ人間観察でも、原宿と車検場では楽しさが全然違う。

 

ツイートもしたけれど、車検場にいるのは9割が男性だ。

 

いつまでも空になった豆乳のパックをベコベコ吸いながら前方を眺めている女は珍しいのか、逆に何人かに観察されている気さえした。

 

いやただ、「何見とんねん?」って見返されて目が合ってしまっただけやも。

 

何かしていないと不自然に思われるかなーと思って、続いて私は棚に行き適当なフライヤー見やった。

 

おかげで「2020年東京オリンピック限定ナンバープレート」について詳しくなったよ。

 

せっかく得た知識をここで披露しておくと、

ナンバープレート代に1000円払えばレインボーが四方に輝く可愛いものに変えられます。

そのお金は、オリンピック中のタクシーとか公共機関に寄付?される的ななんやかんや。

 

ついで、

「ラグビーW杯を記念した限定ナンバープレート」についても聞いてくれたら答えられるくらいになりまみた。

生身のおじさんではなく、フライヤーのマッチョをしばし眺める。

 

時折iPhoneを開くと充電5%、

 

充電がなくなる旨をボーカルにラインし

 

再びマッチョ

 

4%

 

マッチョ

 

3%

 

もうダメか・・・・

 

と思われたその時

 

電話だ!

 

ボーカルだ!

 

充電ないと言うとるに何故電話する〜?と思いつつも

 

車検が終わったと言う!!

耐えしのいだぞ!!!

 

まるで迷子センターで待っていたらお父ちゃん迎えに来たくらいの喜びを感じました。

 

スマホとかなくて、ただただ待っていた昔の人ってのは凄いや。

 

ちゃんちゃんこ。

(勝手に見つめたくせにつまらないとか言って、見つめちゃったおじさん方、ごめんなぴー。