「Reptile(私のバンド名)はブランディングがしっかりしてるし、売れると思うんだけどなー。」
と、バンドかじってたけど現在は音楽から離れて起業した友人に言われました。
はて?ブランディングとは?!
なーに大人ぶってビジネス用語使っとんじゃわれぇ!!!
っと若干しゃくに触りながらも、
「そんなものを行なった覚えはないが、果たして我がバンドはブランディングできているのかな??」
と気になっちゃったので、細かく見ていきます。
ブランディングとは
ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略の1つ。 ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。 また、その手法。
引用:
なんか小難しく感じますが、
バンドに置き換えると要は、「バンドを価値のあるものに育て上げ、多くの人に認知させる」という事ですよね。
それは私も、どのバンドも努力している事でした。
- 良い曲
- 心を動かすライブ
- メンバーのキャラクター
- 工夫を凝らした企画
それらをみんな考えてバンドは活動してると思います。
私もメンバーも、バンドを売るためにどうしたら良いか、散々悩みあぐねてきました。
それにより結果が多少なり出まして、今では付いてきてくれるファンが一定数います。
知名度も、ネットでたまに叩かれるくらいには上がってきたのです。笑
しかし、年々ググググーーーっと上がってると感じていたものが、ある一定ラインから伸びなくなりました。
そこで、私はブランディングについて、しっかりと学んでみることにしました。
参考にしたのはこんな本たち⬇︎
選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方 (講談社+α新書)
- 作者: 佐藤圭一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/08/19
- メディア: 新書
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勝てる場所を見つけ勝ち続ける 1分間ブランディング (ヨシモトブックス)
- 作者: 石井貴士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ブランディングに大切な事
共通イメージを持たせる
バンドの共通イメージを持たせる事がまず大切ですね。
例を挙げるとしたら、
マキシマムザホルモン=なんだかクレイジーで面白い
SiM=ダークでレゲエ
的な!?
そのバンド名を言われた時に、思い浮かぶイメージです。
バンドのイメージって音楽だけでなく、以下のようなものでつくと思います。
- 曲
- バンド名
- ロゴ
- 服装
- ライブ運びや企画
など、、
極端に言うと、
ロックな曲を出した次に、ジャズを出して、そのあとEDMを作ったりしたら、わけわからんバンドですよね。
一貫した音楽性は大切でしょう!
そして、やる音楽性に合ったバンド名を付けて、ロゴも音楽ジャンルのイメージが伝わりやすいものが良いですよね。
服装も大事!
カラフルなのか、黒一択なのかとか。
行なってるライブも、観客をモッシュさせるのか、座らせて静かにやるのかでもバンドの印象は違う。
当たり前ですけど、それらでイメージが出来上がります。
それは、自分の
「やりたい!」イメージなのか、
「売れそう!」だからつけたイメージなのか。
売れるバンドを作るのはプロデューサーさんで。
私の周りのほとんどのバンドマンは、自分の好きなジャンル、もしくはやりたい音楽をやってるんじゃないかなと!
どっちだとしても、
共通イメージを持たせる=ブランディング
が大切。
コンセプトを決める
じゃ、狙った共通イメージを客に持たせるためには、決めねばならぬことがあります。
ターゲットは誰だ?!
まず大事なのは、誰に売りたいのか。
バンドに置き換えるとどの層をターゲットにして曲をつくり、ライブをするのかという事です。
うちらみたいな⬇︎
とくに顔面がイケてる訳ではないバンドが、ジャニーズファンの方を狙っても、我がバンドの価値を伝えるのは難しいでしょう!
私のバンドの当初は、たぶんライブキッズと呼ばれるファン層を狙っていたんだと思います。
狙ってたのか、たまたまかはわからないけど!
- バンギャを狙うのか、
- オタクを狙うのか、
- キッズを狙うのか、
年齢層や性別を狙って絞るとブランディングしやすいそうですよ!!
ちなみにこんな事言っておいて、我がバンドの今のファンの方々は、老若男女様々な趣味の方がいらっしゃいます!!笑
ブランディングできてないのかもしれないけど、それはそれで楽しい!笑
必要とされる場面はどこだ!?
自分のバンドが必要とされるタイミングがないと、集客は難しいと思います。
なんだか爆音で暴れたいから、Reptileのライブに行く!
エモく涙を流したいから、だれそれのライブに行く!
めちゃ踊りたいから、だれそれのライブに行く!
みたいな!
例えのバンド名を思いつかなかったけど笑、
必要とされる場面を作るのも大切だなーと思います。
ちなみに我がバンドは、「暴れたい!」「楽しみたい!」「ニコニコにっこりしたい!!」
って時に来てもらえるようなバンドです。
そんなバンドのつもりでやってます!笑
うちのバンドに、泣いてスッキリしたいっていう人は来ないでしょう。
4つの要素を決めるのだ!
- 誰に
- 何を
- どんな場面で
- どんな風に、
が決まれば、とりあえずブランディングとなる。
我がバンドは
- ライブハウスに来るインディーズ好きな老若男女に
- スクリーモを基調としたロックを
- 暴れられる踊れる、楽しい空間を作って
- パフォーマンスをド派手に
お送りしております。
まとめてみて思った事
我がバンドのコンセプトは「エモ楽しい」で、長年やっております。
エモはエモーショナルの意味です。
エモと楽しいは反対の感情でしょうが、エモい曲ありーの楽しいが大半なのでそれで、勘弁してください!笑
全国リリースした際に、売り文句を考えたことから、コンセプトはもちろんあったものの、今回細かく見てみたら、とくに考えてなかったけど、たまたまそうだった事が多かったです。
好きな事をやりたくてバンドマンやってる人にぁ、これだけ綿密に決めてバンドを始めてる人はなかなかいないんじゃないかな?
ブランディングとは言葉や、手法、ビジネス書では難しく感じましたが、
要は売れるためにセルフプロデュースしっかりせにゃな!!
という事で。
バンドマンの皆さんも、自分のバンドをこれらの観点から整理して見直してみてはいかがでしょうか?
とにかく楽しいを提供するReptile(レプタイル)もよろしくです!!↓
Reptile [Dark Side Samba] Lyric Video
Reptile激アグレッシブステージング!!