バンド哲学

「ファン辞める宣言」をわざわざするのはなぜ?宣言をするメリット・デメリット!

ども、インディーズバンドマンNaNa榎戸です!

皆さんは好きなアーティストやアイドルがいますか?

ファンとは自然になってるもので、気づいたらその熱が冷めててファンではなくなってるっちゅーような物だと思ってました。

けど、最近はわざわざ「○○のファン辞めます!」と宣言する人が多い

現代において、ファンになったり辞めたりするときは宣言をするものなのだろうか?

今回は、「何故、ファンを辞める宣言をわざわざするのか?」ということを考察していきます!

ファンを辞めるタイミングとは?

ファンを辞めるタイミングとはいつなのでしょう。

考えられるタイミングとしては、以下の感じだろうか。

  • ファンクラブを退会した時
  • ライブに通わなくなった時
  • 炎上やスキャンダルがあった時
  • 他のファンと合わなくなった時
  • 音楽性や方向性が変わった時
  • 他に好き推しを見つけた時
  • ただただ飽きた時

それぞれ見てみます!

ファンクラブを退会した時

ファンクラブを退会したら、ファンをやめたことになるのだろうか?

 

私は高校生の頃L’Arc〜en〜Cielのファンクラブに入ってましたが、今は退会しています。

だからと言ってファンを辞めたのかというと、今でも好きっちゃ好きです。

ただ新曲を必ず買うほどではなくなり、いつの間にかファン熱は以前より段々と下がっていきました。

各月で届く会報を自然と読まなくなってきた為、会員費がもったいなくなったのでファンクラブを退会しました。

 

それはファンを上がったと言うのだろうか?

ライブに通わなくなった時

続いて、ライブに通わなくなったらファンではないのだろうか。

 

いや、生を感じずとも音源や画面越しのファンというのも大いにあるでしょう。

 

ただ、インディーズバンドのライブファンは1年おきくらいで変わる傾向にあります。

もちろん長年ライブに通い続けてくれる方もいますが、フロアのメンツは何年かで一部が変わるものだ!

 

そして、ライブ会場で見なくなった子は自然とSNSとかでも絡まなくなったりしてるものだっ。

炎上やスキャンダルがあった時

好きなアーティストが炎上したり、スキャンダルがあったタイミングで「ファンやめよっ」て宣言をしてるツイートは良くあります

とあるアーティストが音楽性とは関係の無い男女問題が露呈し炎上した時も、

「そんなんだと思わなかった。ファンやめよ」みたいなツイートを見ました。

 

ミュージシャンと言えど人間性は重視されるものですね。

 

嵐の二宮さんの彼女が特定された時も「ファンおりる」宣言をする人が多数おり、メルカリには二宮さんグッズが大量に出品されたそうです。

 

または、自分の好きなアーティストが炎上して社会的な反感が多くなると「ファンだ」と言いにくくなる人もいるのではないでしょうか。

他のファンともめた時

お次に考えられるのは、他のファンともめた時

アーティストへの熱が冷めた訳ではないけど、他のファンと寄りが合わなくなりそのコミュニティに不快感を覚えてファンを辞めるというもの。

 

私の体験談としては、

10数年前にガゼットというビジュアル系バンドのライブに行ってみたら、他のファンの方にヘドバンを強要されたことがあり、もうライブには行きたくないなーと思った経験があります。

バンドファン内でのルールについていけなくて、離れる人も少なからずいるでしょう。

合わせて読んでね

その時のエピソード↓

ファンの質=アーティストの質 なのか?!

 

また、

こういう話はインディーズバンド界隈でもごく稀に聞きます。

私の以前やっていたバンドには、他の男の子に嫌がらせをする嫉妬に狂ったおじさんファンがおりました。

その人のせいで、男の子はライブに行きたくなくなってしまったということがあったのです。

そのおじさんが来なくなってからは、たまにまた来てくれるようになりました。

ファン同士の人間関係で、ファンを辞めるというのは残念なことですね。

合わせて読んでね

そのエピソードはこちら↓

ベース女子の私が思うファンとアーティストの関係。

音楽性や方向性が変わった時

アーティスト側の音楽性や方向性が変わり、好みではなくなった為ファンではなくなる場合もあるでしょう。

長年やっているアーティストは、結構音楽性は変わってくるものですね。

中にはジャンルすら変わっちゃうアーティストもいるでしょう。

このアルバムはすごい好きだけど、このアルバムは全然響かない的な。

 

または、ファン自身の音楽や人間の好みが変わる場合もあります

インディーズバンドマンを10年やってて思うのは、お客さんの生活が変わるタイミングで離れる人が多いなーと思います。

高校生が大学生になった時とか、学生が就職した時とか。

忙しくなったってのもあれば、他に楽しいことを見つけたのでしょう。

新たな社会で人間関係を築いて、新しい趣味を見つけたりと。

他に好きな推しを見つけた時

他により好きなアーティストを見つけた場合に、ファンを辞めることもあるでしょう。

常に自分の推しというものを持っておきたい人もいるようです。

ただただ飽きた

「永遠にファン」とか宣言して、熱狂的に追いかける人ほど冷めやすいような気がします。(偏見やもw)

飽きはきますよね。

(メタラーの人はずーーーっとメタル好きって感じがする)

同じアーティストばかり聴いてたり見てたりすると飽きることもあるだろう!

 

それによって、他のアーティストのが熱量上がることもあります。

ファンを辞めると宣言するメリット・デメリット

ファンではなくなってしまうタイミングというのは、多様にあるでしょう。

ではなぜ、それをわざわざSNSで宣言するのでしょうか。

ファンを辞めると宣言するメリット・デメリットを考察し、理由を探ってみます。

ファンを辞めると宣言するメリット

ファンを辞めると宣言することのメリットは以下のようなものではないでしょうか?

  • ファンのコミュニティから抜けるため
  • ○○のファンだというイメージを払拭したい
  • アーティストやファン仲間を心配させられる

それぞれ見ていきます!

ファンのコミュニティから抜けるため

ファン達のコミュニティから抜けるために宣言する場合もあるんじゃないかと思います。

ライブに通わなくななったり、オフ会に行かなくなるため

「もう誘いを送ってこないでね」

という意思表示なのではないでしょうか。

 

または、「イベントなどに行かなくなるけど心配しないでね」という意味もありえそうです。

 

ファン同士のLINEグループとかがある場合には、そのグループから抜けるためとか。

○○のファンだというイメージを払拭したい

アーティストではないけれど、

私の友達にONE PIECEの大ファンの友達がいました。

共に出かけた時にジャンプショップを見つけたので、「ONE PIECEあるんじゃない?いくー?」って聞いたら、

「もうONE PIECEそこまで好きじゃないw」

と言われました。

 

熱が冷めたそうです。

 

誕生日などにONE PIECEのグッズを贈らない様、

その情報を教えておいてもらって私は良かったです。

 

アーティストやアイドルのファンの場合も

「Reptile(我がバンド)と言えば、○○さん!!」

っていうファン同士のイメージありますよね!

ライブに行けば必ずいる人とか!

 

ただ、熱が冷めた時にそのイメージが残ってると本意ではないから

わざわざ「ファン辞める」宣言をしておくという必要性はあるのかなー?って思いました。

アーティストやファン仲間に心配させられる

意中のアーティストや、ファン仲間に心配してもらいたい方にとっても宣言することは有効でしょう。

 

こういう人、いるんですよ。

 

SNSによってファンとアーティストの距離は近くなりました。

アーティスト本人に「もうファンやめます」とか送る人いるんですよね。

相手を悲しませたい、はたまた「なぜ?」と心配してもらいたいのだろう。

このタイプは、めんどうくさい爆。

 

またはファン仲間に心配してもらいたくて言う人もいますね。

「○○のファンやめよう・・・・」

って呟くことで、

「何かあったの?大丈夫?」というリプを期待している人いる。爆

まさにそんなやりとりをSNSで見たことがあります。

心配してもらい、愚痴りたいのだろう。

ファン辞める宣言のデメリット

ファン辞める宣言をすることで、考えられるデメリットは以下の通り。

  • 面倒臭がられる
  • 縁が切れる

見ていきます。

面倒臭さがられる

「ファンを辞める」ということを、アーティスト本人に伝えると面倒くさがられる場合があります。

「わざわざ伝えず、好きじゃなくなったなら静かにされや!」って思われることもありますぜ。

 

私はライブ配信アプリで毎日配信をしてたことがあるんだけど、

「もう見にいくの辞めるね」

とリプで言われたことがあります。

そんな事言われれば、理由を聞くしかないじゃないですか。それを求めてるんだろうしw

 

アーティスト側からすると、こういうのめんどくさい!です。爆

辞める宣言は送ってくれなくて良いと思います。

 

嫌なことがあったり不満があった場合にはストレートに理由を言えばいいのに、

匂わせて心配させようとしてくる人はウザァイですねw

 

わざわざアーティストに伝える必要は無い!と思います。

宣言をしなくても、あの人離れたなーってのはアーティスト側は察するさ。

縁が切れる

宣言をすることで、縁が切れることもあるでしょう。

好きなアーティストでしか共通点がなかったファン仲間とは、

もう他で接点を持つ必要がないなと思われたら切られることもあるんじゃないでしょうか。

 

ファン仲間やアーティストとSNSでのみ繋がっている場合は、

ファンを辞める宣言を見てフォローを外す人もいるでしょう。

 

ファン仲間と縁が切れてしまうのが嫌な人は、熱が冷めたことは徐々に伝わるだろうから宣言はしなくても良いんじゃないかなと思います。

まとめ

「ファン辞める宣言」をわざわざするのはなぜ?
  • ファン仲間のコミュニティから抜けたい
  • ●●のファンだというイメージを払拭したい
  • 心配してもらいたいなどの構ってちゃん。

などなど。

思いつく限りの理由をあげてみました。

 

私は好きになったアーティストを嫌いになったことはありません。

熱量が減ったことはあっても、好きじゃなくなった経験はないのです。

それは、私が誰かの熱狂的なファンになったことがないからかもしれません。

 

辞める宣言をする人というのは自分のプライベート、もしくは生活のほとんどを投げ打つほどのめり込んでいる人に多いのかなー?と思いました。

 

ファンになったり、ファンじゃなくなったりというのは決意するものではなくて自然とそうなるものではないのかなー?

と疑問だったのですがいろんな立場から考えてみると、なるほど宣言する意味もあるのかもしれない!と思いました!

ぜひ、ファンを辞める宣言について考えてや意見がある方は参考に教えてくだされ♡

 

 

ちゃんちゃんこ。