バンドマンには、ストイックな奴と、なんとなくメンバーにひっぱられてバンドしている奴とがいます!!
バンドのリーダー(バンマス)が、ストイックであると、あとのメンバーはそいつを信じて付いていけば良いので、バンドリーダーはいた方が良いって言いますよね。
だがしかし、リーダーが履き違えたストイックさを発揮していたらヤヴァイ!!!!
こんなストイックさは頭悪い!
バンド活動において、ストイックさは大切です!!
けど、履き違えたストイックさは身を滅ぼし、バンドの寿命を縮めるのだ!!
- 誘われたイベントに全部出る
- 1000キロ先の土地に単発遠征行っちゃう
- 先行投資としてバンド活動のために借金しまくる
これらは、バンドを崩壊させかねないのです。
誘われたイベントに全部出る
バンドの位置によって、それぞれですが、私が思うところの「誘われたイベントに全部出る」もったいなさを説明します。
組み立てバンドの場合
バンドを組みたての頃は、イベント出演オファーが来ると嬉しいものです!!
誘って来る側は、ほぼほぼ「素敵なバンドと思ったので」などとお褒めの言葉と共に誘ってきたりします。
直接知り合いでない場合の誘い方は、今はTwitterDMが主流ですかね。
少し前は「audioleafで聴いて、連絡させていたしました。」
ってのが多かったです。
ライブハウスがブッキングに困った場合はaudioleafで見つけたバンドに片っ端からメール送ってたなんて話も聞いたことがあります笑。
今はそれが「YouTubeで聴きました」からのTwitterDMになってるのかもしれないですが、こういう誘いに片っ端からのっていると後で大変です。
- ライブハウスに気に入られたい
- ライブ日程をこなしてる感じがバンドマンらしくて気持ちいい
- 早く繋がりをたくさん作りたい
こんな思いから、イベントを受けまくっているバンドさんは、冷静に考えてみましょう!
とくにバンド組み立てはライブをこなしてる感じに酔ってしまう奴はいます!
最初の頃は、ノルマがかかるのが普通ですので、お客さんを呼ばないといけませんが、ライブ日程が多いとお客さんが呼べず、ノルマを払うこととなるでしょう。
そうするとメンバーの中で続けるのが困難になる奴も出てきます。
客がいないイベントに、ノルマを払ってライブをやり続けるのは、効率が悪いです。
たくさんライブをこなすことは大切です!!
けども、片っ端からホイホイ受けるのではなく、一本一本に目標を掲げてライブを決め、全力がだせる頻度でライブすることをお勧めします。
メンバーのお金と、交友関係、お客さんの有無を考慮して、この月は何本やるかって決めて行くとよいです。
ライブは選んで出るべきでしょう!!
詳しくはこちら⬇︎
中堅バンドの場合
また、中堅バンドになってくると、誘われるイベントの質が高くなってきます!!
どれも魅力的なイベントだし、
また、誘ってくれたどのバンドとも仲良くて、せっかく誘って貰ったのだからイベントに出てあげたくなります。
自分たちが企画やる時は、他バンドに出てもらうわけだし。
他のバンドのイベントにも協力したいですよね。
ライブだけでなく、制作もしていかなくてはいけません。
私はかつて失敗してます。笑|д゚)
中良いバンドに誘われると出たくなる。
先輩バンドのイベントは断りづらい。
後輩バンドのイベントは出てあげたい。
「これは外せないライブ」っていうのばかりになって、制作が遅れました!!
1枚目の全国流通から、2枚目の流通までに時間が空いてしまったのです。
バンドって勢いが大事ー!
売れるためには、ライブがいっぱい詰まっていても並行して制作ができないとダメだ!って気持ちもありました。
そんなこんなでボコスカほいほいほいっとライブを入れていき、
実際にはこなせないスケジュールだったなーと思います。(我がバンドの場合はメンバーチェンジがあったのも一要因)
人のイベントに出まくってないで、自分たちの年間スケジュールをしっかり立てて、勢いを損なわないよう活動していくことをオススメします!!
1000キロ先の土地に単発遠征行っちゃう
これ、私の昔のバンドでやってましたー笑!
近しい先輩もやってましたー笑!
マジ面白いよね。
東京から、単発1本のライブのために九州行きますー!みたいな笑。
嫌いじゃないです。
そのバカさ加減。
呼ばれたら遠くの土地に、たとえ単発でも行っちゃうなんて、最高にバンドマンじゃないですか笑!
けど、誰でもわかるとおり、効率が悪い!!
超赤字!!!!
マジ赤字!!!!
たとえ、お客さんたくさん呼べても、物販売れても交通費で赤字でしょう。
せっかくそんな距離に遠征行くならば、何本かライブ入れて、帰ってきましょう笑。
もちろん、事務所が出してくれるなら話は別です。(事務所痛かろう)
お金に余裕がある場合も別です。
お客さんたくさん来てプラスになるバンドも話は別です。
けど、私のような中堅バンドは、レーベル所属していようとも、自分たちで車を運転してライブしに行くわけです。
長距離運転の疲労感たるや、、。
運転の時間が長ければ、事故に遭う確率だって上がるでしょう。
出来ることなら、遠征やツアーは計画たててスムーズに回りたいものですね!
事故には注意⬇︎
先行投資としてバンドのために借金しまくる
バンドマンには、借金してる人多いんですよね。
しょうがない内容の奴もいれば、馬鹿じゃんってやつもいます。
私の若かりし頃は(まだまだピチピチだけど、20代前半の頃)、先行投資と言ってバンドのために借金してる奴が多かったです。
それが、ストイックなバンド活動と思ってたんですね。
今だから言える!
それは違うぞ!!!!
CDの制作費として、借金するんだったら、回収できる目処をたてれてからしましょう!!
回収できるかわからないんだったら、まだ出すべきではないです。
大人が制作費を出してくれるようになるまで、違うことで頑張りましょう。
また、売れないバンドマンの多くはバイト生活をしてます。
ライブなど、バンドの予定をたくさん入れてしまうと、バイトの日数が減りますわな!
ライブが無い日にガッツリしっかり働きましょう!!!
体を壊さないよう頑張です。
「売れたら返せばいい」
こう発言してきて、辞めたいったバンドマンを私はたくさん知っています。
長くバンドを続けるためには、経済的な負荷を減らした方が良いです。
結婚が決まったタイミングでもなく、親が倒れた訳でも、自分が病気したとかでもなく、
生活苦や将来の不安から、バンドを辞めて行く人が非常に多いです!!
借金するさいは、よーく考えてからしましょう。
んで、借金してるメンバーがいるなら、バンドで稼げるよう早く算段つけましょう!!!
バンドに金がかからなくなって、むしろ少しでもプラスのお金を生み出せたらバンドの寿命は伸びる。
借金は怖いって話はこちら↓
まとめ
- 一本一本に目標を掲げてライブを決め、全力がだせる頻度でライブする
- 自分たちの年間スケジュールをしっかり立てて、勢いを損なわないよう活動していく
- 単発遠征は、赤字がヤヴァイので、どうせ行くなら何本かライブいれる
- バンドのためでも、返せるめどのない借金はしない
- 生活苦や将来の不安から、バンドを辞めて行く人が非常に多いです!!
バンドマンにはストイックさが大切です。
売れていくためには、若い時期にストイックさを発揮して、切磋琢磨しなきゃですが、このようなストイックさは違うというのを、私の経験上綴ってみました!!
もちろん、バンドにより、それぞれのバンドマンのいる環境によって、年齢にもよって、違う考えの方もいるでしょう!!
私は、20代後半になった今、長くバンド活動をしたい&売れたいために、反省交えて書いてみました笑
若いバンドマンにとって、効率よくバンド活動をするための、1つの意見として伝わると嬉しいです!!