バンド哲学

タイムテーブルの公開が早いと集客しやすいのに・・。タイテ非公開イベントの謎。

ども、インディーズバンドマンのNaNa榎戸です。

こんな質問をいただきました!

タイテ非公開、またはタイムテーブルを発表しないバンドは何故なのか?

今回は、この疑問に回答したいと思います。

タイムテーブルを作っているのは主催者。

タイムテーブルってのは故意に発表しない場合と、発表したくても発表できない場合とがあります。

後者のが多い!!!!

 

タイムテーブルを作っているのは、イベント主催者です。

バンド主催ならバンドが作る。

ライブハウスのブッキングならライブハウスが作る。

イベンター主催ならイベンターが作る。

 

バンドに聞いてもわからない場合には、主催者へ問い合わせた方が早いです!

 

出演するバンドは、タイムテーブルが送られてくるのを待っている状態!

タイテを公開できてない理由

タイテを公開できてない理由としては以下の通り

  • タイテが送られて来ない
  • バンド側の更新し忘れ
  • オープンから客を呼びたいと言う戦略

など、

それぞれのパターンを紹介します。

タイテが送られて来ない

タイテが公開されていない場合は、

バンドにタイテが送られてきていない!ってことが多いです。

(1週間切ってもタイテが送られてこないイベントって割とある。)

 

イベントの出演が決定し、

出演バンドが全部揃って、

イベント告知がされてから、

タイテが作成され、バンドに届けられます。

 

イベント告知されてすぐは、タイテは作られていない事がほとんど!

 

早くタイテ作れよ!って思いますよね。

  • 主催者がタイテ作るのを怠っててのろい場合もある

でしょうが、

  • 出演バンドからのレスポンスを待っていて、タイテが作れない場合もある

でしょう。

バンドにより「19:00以降からしか出演できない!」とか条件出されている場合には、バンドとやりとりしてタイテを決めないとですよね。(返信が遅いバンドって結構いる。)

 

また告知時に出演バンド一覧の下に「and more…」とか「etc….」ってなっている場合は、まだ出演バンドが全部決まってなくてタイテが作れない状態でしょう。

出演の有無も返信遅いバンドは多い!

それはそれぞれの仕事でシフトが出るの待ちだったり、他のイベントに出演決まるか待ちだったり色々事情があるのだ。

orただ返信忘れてる場合もなくはないだろう。

タイテを作るのは結構大変

私のバンドはあまり主催をやらないのですが(主催ってクソ大変なのよ。)

タイテを作るのって結構大変ですよね。

私はイベンターをしたことがないし、ライブハウスの人間ではないからバンドが主催する場合のタイテ作りについてしか語れないので、

バンドが主催してタイテを作る場合について話すと。

 

ライブハウスをホールレンタルした場合、箱にもよるけど出演アーティスト数によって値段が変わる場合がある

時間によってリハからイベント終わりまで、ライブハウスのスタッフが何人必要かによって人件費がそりゃ変わりますわな!

 

だからタイテを作る際には、ライブハウスと出演アーティストとの兼ね合いを考えて連絡を取り合い作ります

出演アーティストがソロなら、返事も早いでしょう。

けどバンドって複数人でやってるから、それぞれのメンバーからの返信を待ってから主催に返信するまでにはそこそこの時間がかかる。

「昼間仕事してるからリハなしで」ってバンドさんも少なくないし。

 

  1. 出演アーティストからの条件を確認し
  2. イベントが盛り上がるよう加味して順番を決めて
  3. スムーズに流せる時間の間隔を調整し、
  4. ホールレンタルしている時間内に収まるよう調整

って感じで

連絡がスムーズに取れるかは肝!!

返信を全出演者から貰えるまでには数日かかることを見越して、早めにタイテ作りに取り込むことが重要ですね。

 

バンド側の更新し忘れ

バンドによって出演時間を記載していたりしていなかったりっていう場合もあります。

その考えられる理由としては、

タイテが主催から送られているのに、バンド側がホームページを更新し忘れているorまだ更新できてない場合でしょう。

 

ブッキングを取ってきたメンバーと、ホームページ更新担当のメンバーとで連携が取れてなかったり。

はたまた、

ライブハウスに出ているバンドって他に仕事やバイトしているバンドマンがほとんどだから、まだメールを見れてなくて更新ができてないだけかもしれない

「何日の何時にタイテ公開します」

っていうアナウンスがあるイベントなら予約更新できるけど、

アナウンスなく

「タイテできました」

で公開していいよ系だと、公開される時間がバンドによってまちまちの場合があります。

オープンから客を呼びたいと言う戦略

故意にタイムテーブルを公開しないって言うイベントも稀にありますね。

目当てのバンドの時間をわからなくする事で、オープンから客を呼びたいと言う戦略でしょう。

これは私たちが主催した時にはやったことありませんし、私もあまり得策とは思ってません。

まー3バンドくらいならば、オープンからラストまでいて欲しくて非公開にしても効果は多少ありそうですが、

5バンド、6バンドも出るイベントの場合、

お客さん心理としては、何時間も好きじゃないバンドの曲聞いてたくないですよね笑

 

目当てのバンドを見たいけどタイテわからないから、スケジュール立たないし行かないっ。

って人が出て逆に集客が減るんじゃないかとも思います。

 

「このバンドのライブは全て制覇する!!時間わからなくても逢いたいからオープンから行くわ!」っていう熱狂的なファンばかりを抱えているバンド達のイベントなら効果はありそうですね。

何時間も待機させるお客さんはかわいそうだけども。

 

または出演バンドのお客さんが被っている場合には、効果は見込めそうだし1日通して楽しんでもらえそうだ!

 

もし、

出演バンド数が多いイベントなのにも関わらずタイテが非公開だった場合は、

「新たな音楽と出会うチャンス」だとでも思って楽しんでもらうしかないのではなかろうか。

タイテの更新が遅いと集客落ちる

イベント告知をすると、タイテの問い合わせってのはたくさんいただきます。

タイテが無いと予定たてれないものね笑

 

私がお客さんとして行く場合も、タイテは聞いてからorチェックしてから行く。

 

もちろん

イベント自体に価値があれば、オープンから行くでしょう。

でも、目当てのバンドだけを見たい人にとってはタイテが大事!

みんな時間は有限だ。

 

世間のバイトや仕事のシフトが決まる1ヶ月前にはタイテ発表できるのが理想ですね。

 

タイテできてなくて、問い合わせに答えることができず

発表した頃には

そんな出番早いと思わなくて、仕事入れてしまった。

と言うツイートを見て悲しみを覚えたこともあります。

 

タイテの発表は、バンドにとってもお客さんにとっても早いに越したことはない!

ライブハウスのホームページでタイテを公開してくれたら便利!

大きなイベントの場合は、イベント特設ページとかイベントの公式Twitterとかで事前にタイテが公開されることってありますよね。

 

でもそんな大きくないライブハウスのブッキングとかバンド主催イベントの場合、

バンドが自分らの出演時間のみをそれぞれのホームページやツイートでお知らせするくらいですね。

 

もし目当てのバンドが複数あった場合、

それぞれのバンドのページを見に行くのは面倒でしょう。

 

ならば、ライブハウスのスケジュール欄に全体のタイテを公開してもらえるとありがたい!!

 

我がバンドはお客さんとの距離が近めだから、

たまに我がバンドの時間だけでなく、ついでに他のバンドさんの時間も聞かれることがある笑

 

 

ホームページ更新って地味に面倒なんですよね。

しかもたくさんライブ情報を扱っているライブハウスは、更新するのも大変でしょう。

でも、タイテを公開してもらえると集客はUPするだろう!!!!

まとめ

タイテについてまとめ
  • タイムテーブルを作っているのは、イベント主催者
  • 返信を全出演者から貰えるまでには数日かかることを見越して、早めにタイテ作りに取り込むことが重要
  • バンド側がホームページを更新し忘れているorまだ更新できてない場合もあり
  • 目当てのバンドの時間をわからなくする事で、オープンから客を呼びたいと言う戦略で非公開にしているイベントもある
  • 1ヶ月前にはタイテ発表できるのが理想
  • タイテの発表は、バンドにとってもお客さんにとっても早いに越したことはない!
  • ライブハウスのスケジュール欄に全体のタイテを公開してもらえるとありがたい!!

冒頭の質問者さんは、タイテは故意に公開しない場合だけでなく、公開できない理由があることを理解してもらえましたでしょうか。

私はタイテの公開が遅いのは、凄く嫌!

個別に問い合わせがあった時に、「タイテ公開されたらお知らせします」ってのが何人にもなると大変です。

できれば「何日に公開されます」って事前に言えた方が嬉しいです。

何日もイベントを抱えているライブハウスや、たくさんイベントを開催しているイベンターさんやバンドさんは管理が大変でしょうがタイテはできれば早めに作って貰えると嬉しいです。

 

「仕事や他の予定を飛ばしてでも、1日休みにして何時だとしても行くわ!!!!」

っていうファンがたくさん居れば良いんですけどね。w