人間には二通りの人がいるなーとしみじみ。
何か事件が起きた時に対処しようとする人間と、自分は関係ないと見て見ぬフリをする人間。
とある事件を目の当たりにしてそんな事を思いました。
今回は、そんな出来事を綴ろうかと思います!
映画館での出来事
先日、ど平日の真昼間に映画を観に行ってきました!!
好きな漫画の実写映画だったので、話の内容はわかっていたものの、どんな風に再現されているのか、ワクワクとポップコーンとバナナジュースを抱えて席に着いたのです!
客席はまばらでして、私と連れ以外には
- お父さんと息子
- 男性2人
- 女性1人
って感じでした。
そこへ、女を連れたタトゥーだらけの男が入ってきました!
タトゥー男は、ラリってるような感じで大声で話したり、謎に立ち上がったり、変な音を出すなどと映画が始まる前に流れる鑑賞マナーをことごとく破って周りに迷惑をかけていたのです。
わかさ生活の、ブルーベリーのキャラクターがドラゴンボールの悟空の声で「鑑賞マナーを守ってね」と注意してるそばから、マナーを破る大胆さ!!!
ちなみにこれ☟
わかさ生活 ブルーベリーアイ「森の映画館 篇」60秒
このカタグリ君のように飛ばされてってほしかったわ!!
むしろカタグリ君のがまだマナーいいんじゃないかってくらいでした笑。
するとタトゥー男の前の席の男性が、その行為を迷惑そうに振り返り見ると、タトゥー男は「何か文句あんのか??」と、いちゃもんをつけ出しました。
タトゥー男はトイレなのか、何度も席を立っては出たり入ったりを繰り返していたので、タトゥー男が席を外しているうちに、いちゃもんをつけられたお兄さんは席を移動しました。(せっかくちょっと高いスペシャルシートに座ってたのに、可哀想だっ)
後ろに座っていた女性もひっそりと席を移動しました。
もともと人はまばらでしたが、タトゥー男を避けたことで、真ん中よりも片側にみんなが座る形となりました。
私達は元々やや離れた絡まれないだろう位置っったので、この時は安堵してたんです。
映画が始まってからも、タトゥー男のお喋りは止まらず、前の座席に足を乗っけては、セリフや先の展開を口走る始末。
むしろ目立とうとして立ったり座ったりをしてるようにも見受けられました。
いちゃもんをつけられて席を移動したお兄さんは結局、映画開始早々に出て行ってしまい、なんとも勿体無い。(スペシャルシートは、リクライニングできて広い分高いんだぞ〜!可哀想に、)
従業員に文句を言いに行ったのか?とも思ったのですが、そーではなくただ帰ってしまいました。
タトゥー男は、映画の原作漫画がよっぽど好きだったんでしょうね。
キャラクターが出てくるたびに「お!!キタキタキター」とか、こいつ殺されるぞーとか先の展開を言って騒いでたので。
そんな様子を見かねて、子連れのお父さんがついに立ち上がりました。
たぶん「静かにして下さい」とでも注意してくれたんだと思います。
しかし、
タトゥー男は逆ギレし、「殺す」だのなんだの物騒な言葉を怒鳴り出しました。。。
ちょうど映画内でも「ブッ殺す」ってセリフを言っていた。(爆)
タトゥー男の連れの女がなだめてたのですが、効かず。
映画も半ばになった頃、ついには「はげ」「クソオヤジ」などと怒鳴り散らかしタトゥー男とその女が出て行こうとしたところ、
ついにお父さんの堪忍袋の尾が切れて、手を出しちゃいました。。。
スクリーンの中でも殴り合いが起きてる中、スクリーンの前でも殴り合いが始まりそうなその時。
私の連れが、走って止めに入りました!!
連れが席を立って走ってく姿に、とっさに私は「行かないで!!!」って大声で叫んでました。(超恥ずかしい)
そう、関わって欲しくなかったのです。
見て見ぬふりを決め込みたかったのだ私は。
しかし、連れが行ってしまったからには私もスクリーン前の戦場へ混じりました。
タトゥー男と戦う勇気はないけれど、
男の子が父のそばに走り寄ってたので、その子を守らなきゃなって思いで。
タトゥー男は、慰謝料だとか訴えるだとかまくし立てて、お父さんを責めるのです。
お父さんは手を出した事を土下座をして謝る。
私はむしろ迷惑かけたお前が悪いっ!て言いたいけど言えるはずもなく、
震えながら男の子の腕を掴んでその場から離れさそうとしたのです。
が、
その子は強くって、私の手を離しては、
お父さんと一緒にタトゥー男に謝りました。
偉い、、、偉すぎる。。。
タトゥー男は「うるさくして悪かったな」と私たちに謝り、頭を下げてるお父さんを睨みつけつつ、女と共に出て行きました。
流石に、女子供にまで突っかかるようなことはしませんでしたので、タトゥー男は根っからの悪ではないのかもしれない。
なんだい!うるさくしてわるかったと思ってるんかーいっ!なら、最初からうるさくすなよー!って思いましたわ。笑っ
一件落着で席に着くと、私の好きなキャラは主人公に倒されており 笑っ。
私の大好きな岡田将生が出演していた事に気づけなかったほど映画に集中できませんでした笑っ。
そんな騒ぎがあったのですが、従業員は来ず、気づかないまま。
まー従業員が来てたら、お父さんが手を出してしまったことをタトゥー男が訴える運びになったかもしれないから、来なくて良かったのかもしれないです。
騒ぎの後と上映後に、親子に謝られました。
そこで私は喧嘩を止めに行く連れの背中に向けて「行かないで!」と叫んだ事をひどく後悔しました。。。
そのお父さんはタトゥー男の迷惑行為を止めようと動いた訳だし、
私の連れは喧嘩を止めるために動いたのだ。
一方、私は見て見ぬふりをしてしまう人間なんだなーと。
改めて思い知ったのでした。
私も人のために動ける人間になりたいなーと、この一件で動いたお父さんと連れをリスペクトです。
(手を出したら負けだけども!)
タトゥー男への考察
そんな大迷惑なタトゥー男ですが、肩が出るほどに大きく開いたトップスに腕を出して、
まるで全身にタトゥーが入っている事を見せびらかしてるようでした。
私はバンドマンですから、周りにはタトゥーが入った人いっぱいいますので、見慣れてます。(私は入れてないけども)
けど、あーやって怖がらせるために、公共の場でタトゥーを晒す行為は嫌いだっ。
やっぱ怖いもん。
大きな音や声を出すのも、その場の人を怖がらせたかったのかなーと。
怖がったら喜ばせちゃうかもと平静を装ってましたが、内心は怖くて関わりたくなかったですわ。
薬でもやってて頭おかしいのかもしれないし。
なんで、小さな子でも守れるようなことが守れないんだろ??
(ブルーベリーのブルブルくんの注意が無駄ではないか。)
刑務所から出所したばかりで、公共のマナーを知らないんじゃないか?とか、
いろんな説を立ててしまいました。笑っ
あの場にいた全員が、あの男の迷惑を被りました。
あんな人が、近所や職場にいなくて良かったって思う。
いたら人生の大事な時間を、嫌な思いをして過ごすことになってしまうだろう。
あの男はどこに行っても、人に忌み嫌われるんじゃないか?と思うのですが、
でもそんな男の連れてた女性はまともそうだったので、奴にも何か良いところがあるんだろうか??
あんな奴でも、誰かに愛され愛してるんだろうなと
なんて、
いつも映画鑑賞後は映画について語り、映画の感想をブログに綴るのですが、タトゥー男について、ひたすら考えてブログに書いてしまいました笑っ
映画はDVD化されたら、見直そうかな、、、。
まとめ
私も他人の為でも、動ける人間になりたい。
ちゃんちゃんこ!