私は、教育に携わる人間ではありません。
ってかそもそも子供がいないので、子育てすらしたことないっす。(子育てに悩んでこの記事にたどり着いた人、ごめんなさい!)
じゃぁ、なぜ
『我が子が将来「バンドで夢を追いたい」と言い出さないように育てる方法!』
について綴ろうとしてるのかというと、
バンドマンである自分の人生を振り返って思いましたw
逆をすれば、真っ当と言われる道を歩む子になるんじゃないかと!
綴ります。
目次
我が子が将来「バンドで夢を追いたい」と言いださないように育てる方法!
ポイントはこの2つだ!!
- 子供に好きな事をさせるでない
- 一般的な人生の歩み方を叩き込め!!
子供に好きな事をさせるでない。
私の人生は好きな事をやりまくってきました。
(今もなお!)
子供の頃から
- 新体操
- ピアノ
- お絵描き
- バレエ
- テニス
っと。
たくさんのチャンスを両親は与え続けてくれたのです。
やりたいと思った事は、全力で協力してくれたように思います。
どれも始めるのに大きな苦労はなかったもんな。
新体操は物心ついてない頃なので、何故やりたかったのか分からないけど。
ピアノは、大好きな幼稚園の先生みたくなりたくて習いたいと思った記憶があります。
お絵描きは好きだったので教室に通わせて貰いました。
(今ネットで見たら油絵のセットが高くてビビった。)
バレエは美しさに魅了されて、将来の夢はバレリーナでした。
(バレエは言わずもがな高い習い事じゃ)
中学生になるとテニスの王子様にハマりテニスをやりたくなりまして、しかし学校にテニス部がなかったのでつくりました。
先生方は協力的じゃなかった。けど大人がついてないといけないので我が母が顧問代わりに学校へ着てくれてました。
っても母もテニス未経験だったので、わざわざスクールに通ってくれたりしてね。
どこからかコーチをやってくれる人を連れてきてくれもしました。
そんな感じに「やりたい」ということを全てどーにかしてでも叶えてくれた母でございましたよ。
※決してお嬢様ではないです!共働きだし高校は公立に行かないと家計きついだろうなーと思ったくらいの低庶民さ!
良いか悪いかはわからないけど、
そーして出来上がったのがラウドバンドのベース女子である私だ!!
「やりたいと思ったことはとりあえずやる!」
という感覚で
高校卒業後はバンドもライブも未経験で期待値0な初心者なのに、音楽専門学校に入っちゃうような冒険家となってしまいました。w
好きという気持ちに忠実な大人へ。
お子さんを絶対バンドマンにしたくない親御さんは、好きなことは簡単にやらせないことです!
好きな事はやって良い!という育て方をすると、30歳バンドマンになっちゃいます!爆
一般的な人生の歩み方を叩き込め!!
次に大切なのは、
一般的な人生の歩み方を叩き込む事!
高校➡︎大学➡︎就職➡︎結婚!
高校➡︎就職➡︎結婚!
就職!就職!とにかく就職!!
この流れが一般的だとして、これを逸れた人は特殊と教える。
好きな事を見つけてしまっても、世の当たり前を子供の頃から擦り込んでおけば好きな事も諦めるでしょう。(知らんけど)
君は何にだってなれるんだ!っていう夢を蹴散らせ!!(ミッキーアディオス!)
両親は当たり前に就職して結婚するという人生を歩んだのに、
私は一般的な歩み方をするという考えが、まるでサラサラありませんでした。
好きな事をやりまくった自分は、好きな道で「何者かになる」と思っとったとです。爆
好きだと思える仕事以外にはつく気がなかった。
我が子をバンドマンにしたくない親御さんは、しっかり人間とはこういう道を辿るものだという道筋を教えよ!!
安定の素晴らしさを叩き込むのだ!!
なぜ我が子には、バンドで夢を追って欲しくない?
ではそもそも、何で我が子にはバンドで夢を追って欲しくないのでしょうか。
子供の幸せを願っての事ですよね。
そう思った貴方はバンドマン?
自分のバンド活動の経験則からそう思った貴方は、さぞかし辛いバンド人生だったのでしょう。
是非、我が子をバンドマンにしないように育てて下さい。
バンド未経験だけれど、子供がバンドという良からぬ方向にいきそうで困ってる親御さん?
もしそうなら、バンドマンの私はこう言いたい!
バンドは金がかかる!
バンドは儲からない!
バンドで売れる保証はない!
バンドのみで一生困らず、家族を養い食っていける奴は一握り!
結局いい歳になってからバンドを辞めて、安い給料のとこに就職して苦労するかもしれない。
または、一生売れないバンドマンをすることになるかもしれない。笑
それでも、
全てを賭けてバンドに打ち込んだ時間は人生においてかけがえのないものですよと。
自分らの作ったCDを毎日の糧に聴いてもらえる事の嬉しさ、
自分たちの出す音で、踊り狂ってくれるフロアを見た時の充実感!
支持してくれる人たちが出来た時の喜び!!
バンドメンバーは家族でもなく、友達でもなく、仕事仲間でもない、謎の関係だけど大切と思える謎さとか!!
自分はバンドマンという人生しか体感したことがないので、真っ当と言われる方の道だったらどんな幸せがあったのかはわからないけれど、
自分はバンドにつぎ込んで来たこれまでの時間を振り返っても、今幸せです!!
子供には家業を継いでもらわなきゃ困るっていう代々歴史のあるお家だったら、頑張ってバンド辞めさせないとかもですが、
心配し子供の幸せを願う上でバンドマンになって欲しくないと思っている親御さんには、その道にも幸せはあると言いたいです。
どの道にもリスクはある!
世の中のどんな仕事だってリスクはあると思うのです。
(公務員は余程の事がない限り、安定だろうけど。)
会社だって潰れない保証が絶対あるわけでもないし、リストラの可能性も0ではないやもしれぬ。
または、社畜となり辛い毎日を送って得る安定は幸せなのか、とか。
世の中の真っ当な人生を歩んでいる人に、
「好きなことをやれていいね。」と言われることがあります。
その方は、好きなことをやれないリスクを取って真っ当に働き安定を得る人生を選んだんだと思います。
私のようなバンドマンは、不安定というリスクを取って好きな事をやる人生を選びました。
どっちの人生にも少なからず犠牲にして来たものはあるでしょう!
誰かと比べるんじゃなく、自分が幸せと思える人生が良いと思います。
人生は、なんとかするもん。
それでも、バンドで夢を追うなんて言われたら不安ですよね。
けど、人生なんとかするもんです。
本気なんだったら、その道で生き残れるように努力してどうにかするでしょう。
また、たとえロックスターになれなくても、ひょんなことから経営者になった人だっていますし。
音楽系の裏方に就職した人だっている。
バンド界隈で素敵な人と出会って結婚した人だっている。
仕事しながらバンドをしている人だっている。
私はメンバーのツテでお仕事もらえてたりしますし。
また結果的に諦めたり様々な要因で、バンド界隈から退いた人が周りに何人もいますが、素敵な人生送ってます。
一番の不安は、金!!
食いっぱぐれる事でしょうね。
でも、守るべきものができたり、諦めがついた時には生きるために人間なんとかするものです。
もちろん、そこで苦労はするかもしれません!
でも、皆が就活や就職で苦労している間、好きな事をしてきたのだから苦労すれば良いのです!!
人生なんとかなる、いや!!人生なんとかするでしょう!
もしそこで、なんとかする努力ができない奴は、どの道に行ってもなんともできないだろう(爆
私だったら子供をこう育てたい
子供を産んだこともないので理想論でしかありませんが、
私だったら子供がやりたいと言ったことは、なんだってやらせてあげたいです。
何に興味を示すのかも楽しみです。(別に産む予定があるわけではないw)
結局、我が両親が育ててくれたように育てるでしょう。
それで私は幸せナウなので。(この先苦労するかもしれんけど。)
我が子にバンドをやらせたいかというと、そうは思いません。
ただバンドの道に進みたいと言われたら、体感してきた苦労と得られた幸せを伝えます。笑
その上で、選ぶんだったら全力でお手伝いしてしまうんだろうな。
まとめ
自分で夢を見つけて、その夢に向かって切磋琢磨することって素敵だなーと思います。
他人から見て、不幸に見えても本人は幸せだったり。
どの人生がより幸せかなんて、死ぬまで、いや、死んでもわからないので、
毎日楽しく笑ってる時間が多い道を歩みたいものだ。
我が子にも、幸せになってもらいたいものだ(子供いないけどw)
ちゃんちゃん。