バンドの遠征となると、風呂探しが必死です。
痒い〜〜〜〜ボリボリ。
先日、山口県でやっと見つけた銭湯で初体験してきたので綴ります。
山口県周南は風呂屋が少ないから気をつけよ！
山口県でのライブ前日は、九州小倉でした。
小倉でライブ後、シャワーの付いてるネカフェを回ったのですが全店舗満室で入れず。。。
ライブ後のジトジトな体で、メンバー5人車中泊となりました。
隣で寝ているロン毛から漂うビール匂と、後ろで「うん、うーん、うん」とおじさんの謎の頷き寝言を聞きながら、うまく寝付くことができず。
けど車から降りるには、2人の男を跨がなければ出られず尿意とジトジトを我慢して夜を乗り切りました。
やっと朝がきて、山口県に到着し銭湯を検索。
スーパー銭湯の1つや2つあるっしょ！と到着してからグーグル先生に聞いてみると風呂屋が近くに無い！！！
唯一徒歩で行けるところは日曜日はお休み(T_T)
駅に1つはネカフェか銭湯あるやろ！っと思っていたのですが流石田舎！ネカフェもなけりゃ何も無い！(山口さんごめん）
車でしばし走ったところは16時OPEN。（しかもWebページが無い銭湯なので、本当にやってるかやや不安）
このジトジトボリボリな体でライブしたろうかとも思ったのですが、なんか音もピッキングもジトジトになりそうだったので、リハ後にダッシュすることにしました。
昭和に戸惑った「梅乃湯」！！
リハが終わって車でついたのは「梅乃湯」！
駐車場もあるし、利用しやすい銭湯じゃないか♡
車を降りると小さな看板に、
「女」と「男」と書かれたガラスの扉が2つ。
入りにくい！！！
けどもうジトジトボリボリに耐えられないので躊躇なく扉を開けると、おばあちゃんが高いところに座ってて昭和の銭湯といった感じ！（昭和の銭湯時代は知らないけれど、きっとそう）
システムがわからないので聞くと、「料金は後でも先でも良い」とな！笑
お風呂はボコボコしてるやつと、電気風呂と普通のって感じです。
お客さんは私が行った時間は、常連のおばあちゃんばかりでした。
赤と青のボタン押す式の謎な蛇口が並んでて、いい感じに自分でお湯を作って桶に溜めて洗うしか無いのか？
と思ったら後ろに固定されているシャワーがありました。
シャンプーなどは無いので持って行きましょう。
シャワーの存在を教えてくれた親切なおばあちゃんは、グレムリンが飛び出しそうなほど背中が丸かった。
私が全身洗い終わって、ボコボコ風呂で癒え、電気風呂で関節の痛みを感じ出るまで、おばあちゃんはその丸い背中をズーーーーーーーーーっと扱き洗ってました。
背中の皮剥けちゃうんじゃ無いかと心配になりつつもライブの時間が迫っているので、出る！！
出た後は、ドライヤーが見当たらない！
パーマのマシーンみたいなのが着いてる椅子がありまして、20円と書いてある。
これ、、、だよな？20円入れれば良いのかな。ってきょどってたらおばあちゃんに「乾かす？」って聞かれまして、ドライヤーだったのか！！とチャレンジ！
20円はマシーンに入れるのではなく、おばちゃんに手渡します。
カウンターでスイッチ入れるようだ。
座ったらブワー〜ーーーーって来た。
頭の位置が低くて、腰を曲げてどうにか頭を入れて座った。
どう見ても昭和のマシーンだもんな、
昭和の人は背が低かったんだな、
ジャイアント馬場は生きにくかったろう。
背筋を伸ばせないのは辛い。。。
さっきの背中の丸いおばあさんは、この椅子で毎日頭を乾かしてるから丸くなっちゃったんじゃないか？？？
っとなんかガッテンいってたら、
「右のレバーで高さ調節してね」
とな。
見ると椅子の横にハンドルがついていて、回したら頭を突っ込む筒が上に上がって行きました。
こりゃ楽です。
手元が自由なので、パッソコン仕事しながらゲームしながら乾かせられる！！
我が家にも1台欲しいです。
車に戻ると、じっとり濡れたロン毛と、じっとり濡れた赤髪が待ってました。（メンバー）
なんか私だけ乾かしてきてごめん。
まとめ
「梅乃湯」さん、遠征バンドマンのためにも今後も日曜日の営業をよろしくお願いします。
あのマシーンの着いた椅子も、どうか長生きしますように。
良い湯と良いマシーン、ありがとうございました。
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