私は長年LINE6Relay G30を使っています。
LINE6のワイヤレスって、送信機(トランスミッター)のみ壊れることがまーあるんですね。
受信機(レシーバー)は壊れていないので、送信機(トランスミッター)のみ新たに購入すると新品なのに使えない!!!!
っていう現象が起こります。
我がバンドは当時ギター2人もLINE6を使っていたため、彼らの受信機(レシーバー)を使ってみたもののも使えない。。
だから不良品だと思い、新しいものをAmazonに交換で送ってもらったものの、、、ダメ!!(クレーマーになってしまた汗)
この現象、、、実は旧バージョン(RF1)から新バージョン(RF2)へ、ファームウェアがバージョンUPされているのです!!!
だから新しく送信機(トランスミッター)のみ購入したら、設定しなおさなければならないのだ!!!!
このことはAmazonや楽器屋さんもわかっておらず記載などもないため、LINE6に問い合わせてやっと判明しました。(はー。。。
最近周りでも2人、この現象につまづいてたのでこれは書かなきゃーと今回、バージョンを揃える方法をご紹介します!!
不良品だーとか、受信機(レシーバー)も壊れてたのかー?ってさらに買い替えちゃう人多いらしいので、誰かのためになりますように。
目次
LINE6Relay G30 ファームウエアのバージョンを揃える方法
新しいLINE6ワイヤレスRelayG30/50/90は、ディバイス・ファームウェアが2.0のRF2へとアップデートされています。
だから新しいトランスミッターと古いレシーバーでは、バージョンが揃っていないので使えません。
使えるようにするためには、トランスミッターとレシーバーのバージョンを揃えましょう。
ファームウエアのバージョンをRF1に揃える方法
新しく買ったRelay G30トランスミッター(ボディパック)のファームウエアのバージョンを旧バージョンのRF1に揃える方法をご紹介します。
手順は以下の通りです。
- チャンネル・スイッチをチャンネル1にスライドしてからRelay G30 トランスミッター(ボディパック)の電源を入れる
- LED の点滅が終わったら、すぐにチャンネル・スイッチを1から6へ動かし、また1に戻すという動作を3回繰り返す。
「1→6→1→6→1→6」ってな感じ!! - オーディオLEDがバージョン・ナンバーの数だけ点滅する。(緑が整数で赤が小数なので、v1.02の場合には緑が1回赤が2回点滅)。緑のLEDが1度点滅したら、トランスミッターがRF1になり、レシーバーとバージョンが揃う!
これで、使えるようになるはずです。
RF2に揃える方法!
その後、レシーバーも壊れて買い換えることもあるでしょう。
レシーバーも新しく購入した場合は、変更してしまったトランスミッターのバージョンをRF2にしましょう。
手順は同じです!
上記の手順をまた行います。
んで緑のLEDが二回点滅したら、RF2モードなったということです。
英語ですが、やり方が動画で説明されていました!
Line6製品の使い方や技術的なお問い合わせはこちら
この記事を見ても自分でやるのは不安だなーって方は、下記のカスタマーセンターに問い合わせましょう。
私も電話でサポートしてもらいながらバージョンを揃えました。
バージョンRF1とRF2は何が違うの?
旧バージョンのRF1モードでは、チャンネル毎に4つor5つのキャリア周波数が使われています。
一方新バージョンのRF2モードは、チャンネル毎に2つのキャリア周波数が使われています。
RF2モードは、ワイヤレス干渉の強い環境でワイヤレス・システムを使うことを想定してデザインされているのです。
RF1モードで使われている周波数よりもWiFiのトラフィックが少ない周波数にわずかにシフトされているのだとか。
しかしRF1モードの方が使用するキャリア周波数の数が多いので、他の機器から干渉を受けた場合にも頑丈にパフォーマンスを発揮してくれます。
RF2モードは、WiFiの干渉を受ける周波数を避けることで共存できるようになっているのです。
私は現在RF1モードで使っていますが、トラブルとかはなく問題ないです!
1つの会場で両方のモードを同時使用できない!!
RF1モードとRF2モードを同じ空間で使用するのは、避けた方が良いそうです。
同じ空間で使う場合は、必ずRF1かRF2のどちらかに統一しないといけません。(この記事書くために問い合わせるまで知らなかった!!)
両方のモードを同時に使うと、両方ともで問題が発生する場合があるのです。
新しいものはRF2モードがデフォルト設定になっていて、古いものはRF1モードで出荷されています。
バンド内でLINE6のワイヤレスを使っているメンバーが2人以上いる場合は、バージョンを揃えましょう!!!!
まー他のバンドさんが演奏中は、ワイヤレスの電源は切ってるだろうので他のバンドさんと揃える必要はないんじゃないかと。(ってか出演者全員、揃えるの無理くさい)
まとめ
- LINE6Relay G30のトランスミッターorレシーバーのどちらかのみを新たに購入した場合には、ファームウエアのバージョンを揃える必要がある。
- カスタマーセンターに問い合わせるのが確実!!
- RF2モードはワイヤレス干渉の強い環境でワイヤレス・システムを使うことを想定してデザインされており、RF1モードで使われている周波数よりもWiFiのトラフィックが少ない周波数にわずかにシフトされている
- RF1モードの方が使用するキャリア周波数の数が多いので、他の機器から干渉を受けた場合にも頑丈にパフォーマンスを発揮してくれる
- RF2モードは、WiFiの干渉を受ける周波数を避けることで共存できるようになっている
- RF1モードとRF2モードを同じ空間で使用するのは、避けた方が良い
- バンド内でLINE6のワイヤレスを使っているメンバーが2人以上いる場合は、バージョンを揃えましょう!
両方いっぺんに壊れてしまうことの方が少ないので、この問題に直面した人は少なくないのではないでしょうか。
LINE6Relay G30を使っている人は凄い多いです。
それだけ無難に使えて優秀なワイヤレスです!
LINE6Relay G30のレビューはこちら↓