ラーラーラァーララララー♫
(大河ドラマ新撰組のオープニング曲を脳内に流しながら読んでください。)
猿島から船で帰ってくると、「猿島の半券あれば500円で戦艦三笠に入れますよー」ってオッチャンが叫んでて、
まんまと戦艦三笠に吸い込まれた榎戸母娘です。
前回のお話はこちら↓
なんとなく吸い込まれて乗船したのですが、男たちの厳しい歴史を目の当たりにしました。
今回は、戦艦三笠を観光した様子を綴ります。
猿島&戦艦三笠と歴史観光ブログが続きますが、お付き合いください♡
戦艦三笠とは?
戦艦っすな!!
日清戦争後にロシア帝国に対抗するために日本海軍が「六六艦隊計画」の最終艦として、イギリスに発注して建造された船です。
日露戦争では、ロシア海軍バルチック艦隊と交戦し三笠は113名の死傷者を出しています。
日露戦争終結直後には、後部弾薬庫の爆発事故のため339名の死者を出し沈没しました。
その後修理されて、第一次世界大戦の時には警備活動のために使われていたのだとか。
ワシントン軍縮条約によって三笠は廃艦が決定し、第二次世界大戦中は使われていません。
敗戦後の荒廃によって本来の状態で残ってる部分は少なく、砲塔や煙突などは複製されて記念艦として静置!!!
乗船!!!
船内は上から下まで広く見応えがあります!
順路通りに「お!」ポイントをご紹介しましょうー!!
「三六式無線電信機」通信しております。
モールス信号の表なんかがありました。
んで戦艦なのでね、大砲がいっぱいです!!
戦う男たちがいたので手伝ってきました。
ってか、右の男性が持ってる爆弾デカイっすねΣ(・□・;)
こりゃ1発1発大変です。
また、1人でも大砲を構えてみました。
祝日に三笠公園で団欒しているファミリーを狙い撃ち。
狙われてるとも思わず、退屈した子供が地べたに転がってました。(もちろんポーズだけっす。)
船員の寝床もありました。
ハンモック!!!!
大砲の横で寝るってすごいですね。
当時の寝床の写真がありましたが、たくさんの男子でキューキューでこりゃ休まらんだろうなーって感じでした。
続いて甲板に登る〜。
向こう側の男性と撮り合う形になってしまいました笑
甲板は広く、ここで運動などもしてたみたいっすよ。
上まで登ると良い眺めと涼しい風!!
これが実際に海を走っている時だったら、ちょっと怖いかもしれませんね。
戦闘指揮所となった場所↓
この穴から「右にいるぞー!!!」とか叫んだら、
↓この操舵室に聞こえます。旋回でもするんですかな。
海図室もありました。
ワンピースで言うとことのナミの役割ですな。
中甲板へ降りると当時の家具がそのまま残っていたり、歴史解説や資料が見れます。
会議や食事の場所として使われていました。
偉い人のベット!↓
英国製の洗面台とお風呂&トイレ。
オシャレです。
こちらは長官公室!
作戦会議や来賓の応接などに使用されていたとか。
端には単装機関砲が設置されていました。
軍服も展示されていました。
背の高さが私くらい162cm前後かな?当時の日本人は小さかったのですね。
元海軍だったおじさんがいて、説明をしてくださいました。
自分らだけだったら何のこっちゃわからないことも、説明してもらうとなるほどなー!!!っと気づけて勉強になります。
皇太子の奥さん雅子様の母方の祖父と父方の祖父が同じ海軍士官だったらしく、集合写真に載っていました。
この船で戦死した人の名前が並んだプレートのあるお部屋もあり、
楽しく見学したけれども、ここで男たちが戦ったんだなーってしみじみしました。
船の模型コンクール!
歴史の展示が並ぶ中で
一室では、船の模型コンクールが開催されていました!!
夏休みに子供達が作った様々な船!!!
知らん子らの作品ですが、これが結構面白かったです。
榎戸娘賞はこちらの作品にあげましょう!
華やかで可愛く素敵な発想のお船♡
榎戸の母賞はこちらの作品に!↓
船らしい船でかっこいいですね。
我が母は、かっこいい目のがお好みです。
また、こちらのイカダも趣がありました。
他にも動物がたくさん乗っていたり、ケーキやお菓子の船があつたりと子供達の発想はすごい!!!
ちょっと工作したくなっちゃいました。笑
10月10日まで展示されているらしいので、興味ある方は是非!
観覧時間と料金
観覧時間
4月〜9月 | 9:00〜17:30 |
---|---|
3月、10月 | 9:00〜17:00 |
11月〜2月 | 9:00~16:30 |
※休艦日は12月28日~31日
料金
一般 | 600円 | |||||
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シニア(※満65歳以上) | 500円 | |||||
高校生 | 300円 | |||||
小・中学生 | 無料 | |||||
障碍者 | 200円 | ※介護者(2名まで)も200円 |
私が行った時は、猿島の半券で100円引きになりました。
まとめ
三笠はどうせならば、おじさんのお話を聞きながら見学するのがおすすめです。
NHKのドラマ「坂の上の雲」や原作の司馬遼太郎の小説を読んでる人はグッとくるかと思います。
三笠公園の銅像になっている戦艦三笠を指揮した男、東郷平八郎をもう少し学んでみようかなーっと思いました!