長年くすぶってるバンドReptileのベースNaNaです。
今年も終わりを迎えようとしてますね。
高3女子は、次の進路に向けて胸をときめかせてLJKを楽しんでるのではないでしょうか。
私は今年もバンド中心の生活を送りまして、来年もきっと代わり映えなくバンド中心の生活を送ることでしょう。
今回は、「就職もせずバンドをやってて将来に不安はないの?」という疑問にお答えしましょう!
結論から言うと、今は特に不安を感じていません。
しかし、これまでの歩みの中ではやや不安を感じることがありました!
目次
就職せずバンド漬けになった経緯
私は2年前まで、アルバイトをしながらバンド活動をしていました。
音楽専門学校を卒業後は、そのままフリーターバンドマンへ。
なぜ、就職しなかったのか?と言いますと音楽専門学校のプレイヤーコースというのは就職先が特別あるわけではありません。
周りはみんなアーティストとして売れることを目指していたので、就職する人はいませんでした。
同じく私も迷うことなくバンド漬けの日々が始まったのです。
バンドで売れる!!ということしか考えてませんでした。
フリーターでバンドをやる意味
就職していたって、バンド活動はできます。
周りには企業に勤めながらバンド活動をしているバンドマンは沢山おります!
けれども私がフリーターとしてバンド活動をした理由は、バンド中心の生活がしたかったからです!
- 急に条件の良いライブイベントに誘われる事がある
- 大会系のイベントに出ると先のスケジュールが掴めない
- 全国ツアーに周りやすい
上記のような場合に、スケジュールを組むためには就職したら難しいだろうので、フリーターをしました。
まだ何の知名度も無いアマチュア時代にはバンド活動において、身軽さは肝心だったんです。
バンド活動は、楽器の演奏に費やす時間も大事ですが、顔を広めるために飲み会やライブハウスに顔を出すという広報の活動のが大事だったりします。
私がバンドを始めた頃はマイスペースやmixiでしたので笑、Twitterのような拡散力はなかったため、足を運んで顔を売りました。
(今は自宅でも広報活動できるのが良いよねー)
だから、いつ何時誘われても身軽でいれるようにフリーターをば。
人見知りだし、酒は飲めないし、で苦手分野なのですが昔はたくさんライブや飲み会に行ったなー(徒然
メンバーに社交力の高い奴がいるバンドは強い!!
将来に不安を感じた時
就職しないで将来への不安がなかったのか?といったらなくはなかったんだろうけど、将来に不安を感じる暇なんてないくらいバンド活動をシャカリキにやっていました。
だがしかし!!!!
以下の2つの経験で、将来の不安をドスンと感じました。
- 祖父の介護
- 親の大病
祖父の介護
高校の時に祖母が亡くなり祖父と同居しました。
母は祖母の介護の後、そのまま祖父の介護へ。
糖尿病だし歩けない祖父の介護は大大大変でした。
インシュリンを打たなきゃならんし、
頑固で怒るし、
食べちゃダメと言うのに食べ物探して食べちゃうし。(冷凍食品を冷凍のまま齧ってた時にはヒトにあらず!!とびっくりしたもの。)
もちろん、下の世話も。
しょうがないんだけどね。
私もいつかは両親が老いた時に支えられる財力と時間がないとなーっていう両親が老いた際の不安と、
年金をしっかり納める他に蓄えがないと、将来老人施設などに入ったり介護を受けたりできないんじゃないか?っていう自分が老いた際の不安を感じました。笑笑
親の大病
そんな介護ストレスのせいか、母の胃に癌が見つかりました。
人生で一番不安を感じた瞬間です。
その時私は、親元を離れてバンドでルームシェアをしていたため、両親から金銭的援助を受けていた訳ではありませんし自立をしていたつもりです。
が、しかし
何かあったら一番に自分の味方になってくれるだろう人を失うかもしれないという恐怖は人生1でした。
母の病院に着いて行ってお医者さんに「これが癌です」って写真を見せられた時にゃー、
血の気がサーッと引いてしまいフラフラフラっと私が倒れてしまう始末。
頼りない娘で、その時私も診察を受けることになったのにはもう申し訳なさしかありませんでした。笑笑
母が入院したことで、祖父は施設に入ることができました。(介護人がいると順番待ちで入れなかったのだ。)
手術の日、切り取られた母の胃2/3を見て、元のように元気が戻らなかったら、
家に戻ってバンドは考えなきゃなとひっそりと思ったものです。
結果的に母は今、また働きに出れるほどに元気になり、一緒にパンケーキをパクつけるようになったので良かった良かった!
胃が半分以上ないくせに、私よりよく食べる!笑
おかげさまで、思う存分夢を追えてるのでございます!!!!
夢を終える環境にあれる間は夢を追いたいとおもったのでした。
元気でいてもらわないと困るぜ!!!
フリーランスという働き方がある。
そんなこんなで、フリーターバンドマンを長らくしていた私ですが、今はバイトを辞めフリーランスとして働いております。
ライターのお仕事はメンバーづてでいただき、
そのほか様々なお仕事はReptileのベースNaNa榎戸としてやらせてもらっているのです!
SNSやブログなどが普及してなかった時代にはなかったであろうお仕事。
いろいろな働き方があります。
フリーランスで不安がないのか?と言えばなくはないけど、
企業に勤めていたっていつ倒産するかはわからないでしょう!
(ちなみに私のバイトしていた本屋もスタジオも学生時代のレンタル屋も、店閉じまいしているので、企業はどうなるかわからんことが身に染みておる!笑)
まー自分次第で、誰もどうこうしてくれないから自力でなんとかしないといけないことばかりだけど、
バンドをやるには、フリーランスはとっても働きやすいです!
就職はアラサーからでもなんとかなる現代?
私の前の解散したバンドのメンバーはというと、ほとんどが就職しております。
20代半ばから、後半に入ってバンドを辞めて初めて就活した彼らですがみんなすんなり就職できていたような印象。
とある彼は
「バンドで全国を廻ったことや、本気で夢を追っていたこと、売れるために試行錯誤したことは面接で優位に働いた。」
とも言ってました。(人によるし、彼が利発な人だったからかもしれんけど。)
私自身が就職したことがないので説得力ありませんが、
為せば成るだろう!笑
バンドをやっていた10代、20代をプラスに活かせるかどうかはその人次第なんだろうなって思います!
私の周りで今はバンド生活から退いた人でも、バンドに全てをかけていた時代があることに後悔してる人はいないぜぃ。
周りと比べず自分の気持ちを大切にしたい
今この記事を読んでる人は、就職しようかバンドをしようか迷ってる方でしょうか?
すでにバンドばかりの生活で将来に不安を抱えてる方でしょうか?
私がバイトとバンドにあくせくしている頃、お友達は初任給で親を旅行に連れてったりしてました。
ああ私も親孝行しなきゃなーと思うたものだ。
また、私が全国ツアーを回ってる間に楽しい誘いをもらっても、スケジュールや金欠から参加できなかったりすることはよくありました。
そして今お友達たちは、次々と結婚していきお母さんになりました。
焦りはないけど、羨ましさはあります!笑
Facebookを開くたびに、生活が変わらないのは私だけだなーと思ったり笑
それでも、
私の人生は私と近しい人達だけのもの。
家族や恋人などなど、近しい周りの人間が許してくれている限り、
やりたいことがあるならやれば良いさ!!!
まとめ
- 何の知名度も無いアマチュア時代にはバンド活動において、身軽さは肝心だった
- 楽器の演奏に費やす時間も大事ですが、顔を広めるために飲み会やライブハウスに顔を出すという広報の活動のが大事
- 身内の危機には不安を感じる!!
- 夢を終える環境にあれる間は夢を追いたい
- フリーランスという働き方もある!
- 家族や恋人などなど、近しい周りの人間が許してくれている限り、思う存分やればいいさ!!
就職とバンドかを迷ったら、
周りの近しい身内に相談、就職したバンドマン、フリーターや自営業のバンドマン、などいろんな立場の人に相談するのが良いかもしれませんね!
私もバンドが解散危機に陥った時には、就職した元メンバーに会いに行ってみたりしました。
いろんな人生を聞いてみて、自分の人生をじっくり見つめてみるのも良いでしょうー!!!
人生は選択の連続。